皆さん、アメリカの学校でよくやってる
「ロックダウン訓練」
ってご存知ですか?銃などを持った不審者が学校に侵入した際に、教室等を完全封鎖して、不審者を締め出す訓練なんですね。ところが最近、うちの隣町でその方針が逆の
「Run!(とにかく逃げろ!)」
に変わったんです。
— Hiroyuki Takenaga (@nynuts) 2015, 9月 6
うちの隣町の警察は、アメリカの学校で起きた銃乱射事件を分析して
「どういう行動に出た子たちが生き残ったか」
を調べたんですね。その結果、銃を持った犯人を教室に入れないようにする「ロックダウン」ではダメなことが分かったと。そりゃそうでしょ。ドアのロックなんて銃で簡単に壊せるし。 隣町の警察の見解は
<銃を持った人間が「子供たちを殺す」目的で学校に侵入した場合、「教室のドアに鍵をかける」ぐらいでは子供たちの命は守れない。机の下にじっと隠れても、かえって良い「標的」になる。それよりも走って逃げたほうが、犯人も焦って的が絞りづらくなる>と。 今後、うちの隣町の学校では、銃を持った不審者に対して
・とにかく逃げる
・教室から逃げられない場合は、犯人が入れないようにドアの前に机等でバリケードを作る
・犯人が教室に入ってきた場合は、みんなで靴や本などを一斉に投げつけ、その隙に逃げる
ということになるそうです。 犯人が複数だった場合はどうなるのかな、という感はあるけれど、とにかく逃げるってのは鉄則には違いない。勇猛果敢に立ち向かったり、物陰に隠れていれば見つからないだろうってのは、漫画や物語の世界だけの話。優先順位としては低いと認識しておいた方が良い次第。まぁこれは、自然災害においてもさほど変わらないのだろうけど。
この類の話は完全にマニュアル化されて広域に散布されることは滅多に無く、したがって裏付けを得るのは難しい。アカウントの信ぴょう性は確かではあるけれど、「そういう話もあるのか」程度のこととして。ただし内容自身は極めて合理的。昨今、日本に伝わってくる類似事件でも似たような体験談が解決後に報じられている。また記事も
犯人となりうる人物が重武装化するようになったのも一因だろうし、狂気化の傾向が強い......というよりは正気の軸がずれてしまい、狂気の沙汰を正気のように冷静にこなすようになる傾向が強くなったので、ロックダウンが通用しなくなったってのもあるんだろうな。
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