株式会社ココストアの株式の取得(完全子会社化)に関するお知らせ(ファミリーマート) http://t.co/b6YX8WK6a2 pic.twitter.com/iIL4wxX8Q0
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 9月 8
1.株式の取得の理由
当社は、コンビニエンスストア「ファミリーマート」のチェーン本部として、フランチャイズビジネス及び直営店の運営を行っており、ココストアも、コンビニエンスストア「ココストア」「エブリワン」を中心にフランチャイズビジネス及び直営店の運営を行っております。
当社は、国内市場において有数のコンビニエンスストアチェーンとなるべく、年間1,000店舗を超える規模で新規出店を行い、現在では国内で約11,000店舗、海外でも5,700店舗を超える店舗網を構築しております。平成21年には株式会社エーエム・ピーエム・ジャパンを買収し国内におけるファミリーマートブランドのマーケットシェアを効率的に獲得してまいりました。
本件も、全国にコンビニエンストア約650店舗等を展開するココストアを子会社化し、ファミリーマートに順次ブランド転換することにより、マーケットシェアを効率的に獲得し、厳しい競争環境の中、当社の競争力の更なる向上及び本部・加盟店の中長期的な成長に資するものであると確信しております。
優先交渉権を取得してから色々と噂が立ち上り、当日には決まった云々の話が出てそれを否定したけれど、夕方には正式発表といういつものパターン。これ、多分に正式発表時の資料作成のプロセスやら、報道規制解除の約束をぶっちしている感じなんだよね。個人的には「報道規制には相応の理由があり、それを破られるとそれなりの損失が発生する」「取材する側としては手に入れた情報は一刻も早く知らせたい。約束など二の次」っていう双方の理由は分かる。ので、企業側は今後、報道規制をぶっちぎった報道勢に対しては、相応の損害賠償請求をするなり、今後情報提供お断り、入出不許可なりの対応をすればいいんじゃないかな。
って話はさておき。ファミマの今回のココストアの買収で、東海・九州地域のファミマ勢力はさらに拡大することになる。要はスケールメリットのさらなる強化。ココストアは全店がファミリーマート化するとのことだけど、その過程で不採算店舗は閉じられてしまうんだろうな。
ファミマといえばサークルKサンクスとも経営統合のお話を進めていて、店舗数はローソンを抜く形となる。カバー地域となるとまた別だけど、店舗数の多さはそのまま商品展開の際の魅力アピールにもつながる。セブンやローソンも似たような形で、中小の同業他社との協業なり経営統合を模索しているのかもしれない。
個人的には個性あふれる色々なコンビニがあってもいいと思うけどね。画一化され過ぎると、選択肢が少なくなり、メリハリが無くなってしまう。
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