息子には「人生にリセットボタンはない」とか手垢のついた言葉でなく、「人生は基本オートセーブ」とか「人間関係が大きく変化する時にはキャラメイクを少しやり直せます。ただ基本的にパラメータは振り直せません。」とか「本当に困った時には環境をリセットする事も可能です」くらいの事は教えたい。
— ヨースケ (@chiisanaehon) 2014, 5月 23
@netinist ゲームに触れてきた時間が長い僕は、毎日が「今日1日を丁寧に過ごして、オートセーブ」だと思うと、少し背筋が伸びるような気持ちになるので不思議です。
— ヨースケ (@chiisanaehon) 2014, 5月 23
人間の一生は不可逆的で前に進むしかないし、ましてやループ的なSFのようなことはできないのだから、前に進むしかないし、やり直しはできないってことを伝えるために、あるいはゲームとリアルをごっちゃにしている人向けに、さらにはゲームを中傷する意味としても、「人生にリセットボタンは無い」的な表現が使われることがある。ただこの言い回し、分かりやすくはあるのだけど、状況の変化に伴い、やや陳腐なものとなりつつある。そもそも論として「リセットボタンって何?」という人もいるかもしれない。例えばスマホのアプリだけしかデジタル系のゲームを知らない人とか、ね。
で、似たような言い回しで現在にも通用するものとなると......ということで考え出されたのが、今件事案。「人生は基本的にオートセーブ」ってのは、ゲーム中でも良くある話で、勝手にセーブされてしまい、セーブされた前には戻れないって意味。しかも漸次セーブされてしまう。ああ、その選択肢、間違えたと振り返ってみても、すでにセーブはされた後。
興味深いのはキャラメイク周り。例えば進学とか結婚とか就職とか。大学デビューとか良い例だよね。あとは進学を機会として一人暮らしを始めて見たりとか。もっとも個人個人の本質は変えられないし、まったくの別人にもなり替わることはできない。
他方、先日の「辛いと思ったら図書館に」の話のように、困った時には環境をリセットしたり、別の場面に足を運ぶこともできる。まぁ、引越しとか転職とかも良い例かな。もっと簡単に、部屋の模様替えってのもアリ。
@mahalito_wiz うんうん、確かにそういう場面もありますよねえ。『人生における戦わなくてもいい中ボス』って、響きから感じる小物感がまた味わい深いですねえ?。
— ヨースケ (@chiisanaehon) 2014, 5月 24
@chiisanaehon @wlsland ああそう。人生は月課金とアイテム課金のハイブリッド課金だから。それも忘れないように。
— どっと (@dot3pso) 2014, 5月 24
実はスルーパスできる中ボスとか、アイテム課金周りとか、身近な事案に例えると、なるほど感を覚えることも多い。まぁ元々ゲームってのは多分にシミュレーション的な部分もあるので、概念的なことがらを覚える教材としては、適しているものもあるんだろうな。
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