救助されたヘリからの写真や救助要請の方法にツイートなどが含まれているのを見て、時代の変化を実感

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まずは恐らく今回の水害で象徴的な「一枚の写真」として伝えられることになるであろう、そしてもしかすると歴史の流れを示すイメージカット的なものとして残るかもしれない一枚。直前まで状況が悪化している事をツイートしていた人が、最終的に自衛隊のヘリに救助され、そのことを報告したものではあるのだけど、その様相を救助された自衛隊のヘリの中から、自分のスマホで撮影し、その様子を知らせている。アングルも意図したものか偶然か、非常に絶妙なもので、下に見える水没した町、それを見据える自衛隊員の背中の頼もしさ、色合いも合わせ、報道写真のようですらある......って恐らく、これが本当の意味での「現場の生の声」なんだろう。


先の震災から数年が経ち、さらにスマホの普及率は上がり、ツイッターの利用者率も向上している。まぁツイッター以外のソーシャルメディアも良く使われているけれど。実際、電話がつながらないというツイートをしている人もよく確認できる。回線が混乱しているか、中継局上の問題か。連絡手段が途絶してしまうような状況で、ツイッターが使えるのであれば、というのは、とても救われる話に違いなく。それだけに、正しい使い方は覚えおく必要がある。


で、案の定、検索エンジンのノイズ、というよりも猛毒レベルで情報を引っ掻き回している悪質系まとめサイトが今件事案でも色々と情報の錯綜をさせながらアクセス稼ぎをしている。昨今ではYouTubeなどでも似たような事案が多く、検索結果がそれ系のばかりとなって頭が痛い。指摘の通り、信頼性のある場所が集約した情報を確認した方が確実性は高いし、何よりも便利。第三者に間違った情報を伝えてしまうリスクも軽減される。

色々な意味で飲み込まれそうな情報の山のなかから、正しい精査を選べる努力をする時代になっていることに違いは無い。

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このページは、不破雷蔵が2015年9月11日 07:14に書いた記事です。

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