カタカナに音素文字(ローマ字)を付加させてカタカナが分からない海外の人でも「読める」ようにする工夫。この発想は無かった johnson banks: phonetikana http://t.co/gsycm3feDy pic.twitter.com/JAuYhMaDQC
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 9月 13
例えば中国語は読み方や詳しい内容は分からなくても、漢字の流れで何となくどのようなことを語っているのかがつかみ取れる場合がある。逆にギリシャ文字のように事前知識がまったく無く意味が分からなくても、そのつづりでそれっぽい発音をすることができる文字もある。
逆の立場になって考えれば分かるのだけど、海外から来た人が日本の文字を目にして何かをしたい、尋ねたい場合、とにかく発音ができればなぁ......という状況は容易に想定できる。そのような場合に役立ちそうなのが、この「phonetikana」なる発想。
まぁ、仕組みそのものはコロンブスの卵的なもので、カタかなの一部分にローマ字を音素文字としてぶち込むことで、その部分を「読め」ば、そのままそのカナ部分を読んだことになる。ものすごいぶっちゃけた話、英語辞典に載っている発音記号が、そのまま各かな文字に埋め込まれている感じ。
今件ではカタかなに限定されているけれど、そしてよく見れば分かる通り拗音(ようおん。「ュ」「ョ」のような小さい文字。似たようなもので拗長音もある)や伸ばす「-」は省略されているけれど、それでも何とか読むことはできる。上の例なら「ビッグアップル」は「ベエゴオアポオロオ」となる......ってあれ、結構イケてるじゃん。
......ってこれ、要は音声出力ソフトのロジックと同じだと考えればいいのか。平仮名とかもできそうだよね。
コメントする