医学部の定員削減、政府検討 医療費膨張防ぐ 日経
http://t.co/ufMqRsWWtc 目先の抑制のために、医療者を削るって、医療関係者が水をやったらすぐに芽をふいて育ってすぐに使えるとでも思っているのか。医師けずったら医療費抑制ってどんなおつむしているんだろうか。
— tomatom@たぬきの尻尾は手入れ必要 (@fusasippona) 2015, 9月 12
医療費削減したいなら、医者を減らすんじゃなくて患者を減らしてくれ
— iJoh⊿nnes(深刻なエラーが発生し (@Johannes0908) 2015, 9月 12
昨今の観測、独自取材的ニュースは多分に、一部勢派の観測球や伝える側の意図が多分に混じっていて、単なるプランや意見の一つにすぎないのか、総意にして決定事項なのかが判断できず、むしろその判断が出来ない状況を好んでいるフシがあるので、話半分に見ておく必要があるのだけど。
医師不足が生じている一方で都市部のみでの医師数の過剰に備えて、医学部の定員を減らす、医療費の膨張を防ぐため......って日本語としても色々と間違っているっぽいので、どうも状況がよくわかっていない、把握できていない人の「こんなだったらいいな」的な話、記者側の状況把握不足感は否めない。
いずれにせよ、医師数を削って医療費抑制というロジックが構築できるのは、ちょっとナニがアレな感じはする。
年寄の医療費負担5割にすれば良い話。
受信頻度も減りますよ。
世間話しに来る人もいるからね(お帰り頂きます)
— KGN (@KGN_works) 2015, 9月 12
そもそも論として、課題の筆頭に挙げられている「医療費削減」。これの主語が何かで大きく意味合いが違ってくる感じがする。個人の、特に高齢者の負担なのか。それとも社会保障費として国庫から負担される、社会リソースとしての負担なのか。
個人の負担云々ならば、これは医師の数を増やしても減らしても影響はない。社会リソース全体としての医療費の削減ならば、最初の指摘にある通り、患者数を減らす、あるいは患者負担を増やせばよい(患者負担を指摘の通り増やせば、間接的に患者数は減る)。医師を減らしても患者が減らなければ医師の負担は増えるばかり。で、治療行為を完全な自由価格競争に......する訳でもなく。それともアレかな。医者の数だけ患者が増えるという、間違った相関関係の認識がなされているのかな。
5割は極端だろうけど、今の2割負担を3割から4割位に引き上げるだけで、随分と状況は改善されるような気がする。
コメントする