マリオメーカー。人を苦しませるようなコースを作っても投稿するにはまず自分でクリアしなければならないので、真っ先に自分が苦しめられるの最高にCOOLだね
— OGTY (@ogty) 2015, 9月 9
先日発売された、任天堂のWii U用の新作ソフト「マリオメーカー」。名前からも分かる通り、スーパーマリオブラザーズのような横スクロールアクションゲームを自分でコースづくりをしたり、他人が創ったコースを楽しむというもの。昔流行ったパズルアクション系ゲームのコンストラクションモード的なものとイメージすれば分かりやすいかも。元々シンプルな操作系とスマートなプレイ感覚で人気のある作品なだけに、「自分だったらこんなコースを創ってみたい」との想いを持つ人も多かっただろうから、この作品の登場は願ったりかなったり。
で、興味深いのはこのシステム。がつがつと凝ったものにして、超難易度の高いコースを作ることもできるけど、まず創り手がクリアをしないと公開できない。まぁ、腕のある人ほど難儀なコースを公開できるという格差が生じてしまうけど、それは仕方なし。発想としては面白い。
マリオメーカー、誰かの作ったコースやってるときに死ぬと自分を含めた世界中のプレイヤーが死んだ場所が×マークの書かれたフキダシで表示されるんだけど、このシステム「東京フレンドパークII」のダーツで枠外に投げた人のポイントと名前が一生残るシステムに似てる。
— 西倉新久(シンク) (@cink) 2015, 9月 10
また、こんな仕組みも用意されているとの報告もある。これ、実際に制作・披露系のゲームをやった上で「こんな機能があるといいなぁ」という発想に至った人でないと、なかなか想起できない仕組み。多分にコロンブスの卵的なところはあるのだけど、ステキな話。どこまで×マークが増えるのかが見ものだけれど。
マリオメーカーの説明書面白いな。いろんな創作に通ずるものありそう pic.twitter.com/taoie1YjbO
— 陣内 (@zinnai_taki) 2015, 9月 10
下手な創作ハウツー本より数倍ためになるマリオメーカーのおまけ pic.twitter.com/mwTZLhb5vH
— カルピス梅吾郎 (@jagariko0324) 2015, 9月 11
他にもいわゆる「動線」的な話とか、創作物に携わる際のこだわりとか、一部からは「ここまで詳しく言われなくても分かってる」的なツッコミが来そうなアドバイスが盛り込まれている。これってやはり、「分かっている人」が多分にかかわっているんだろうな、という気はする。創り手は何度となく繰り返して手掛けているから理解していても、実際にプレイする人は初めて。しかもゲームそのものや創作系のゲームに慣れていない人も多い。そのような人達には、こんなアドバイスは素晴らしいものとなるに違いない。
当方はWii Uは持っていないけど、このテキスト部分だけでも欲しいなあ、と思ったりするぐらいだ。
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