学校で技術利用の潜在性を引き出すためにも新しいアプローチが必要(OECD) http://t.co/DI9FdDi9YB
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 9月 15
学校でのコンピューター使用、成績向上に効果なし OECD調査(AFP=時事) - Yahoo!ニュース http://t.co/SHUz4Bm9je
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 9月 15
世界の学校におけるテクノロジーの影響を初めて調査したOECDの報告によると、調査対象となった国の4分の3近い生徒が学校でコンピューターを使っていたが、学業成績に目立った向上はみられなかった。反対に、スマートフォンやコンピューターが人々の生活に欠かせない一部となっているアジア地域の成績優秀な学校では、授業におけるテクノロジーの普及の程度はずっと低かった。
海外と比べて日本の子供って、パソコンの利用率がむっちゃ低いやん、ヤバス......的な話はここ数年結構頻繁に出てくるようになり、複数の統計結果でそれを裏付ける話が出てくる。多分に「お金が無いからだ」との意見が出て来るけど、「家庭にパソコンはあるけど子供自身は使っていない」との回答が多分に出ているので、「必要性が無いので使っていない」場合が多々あるってのが正解じゃないのかな。
で、社会人になればパソコンなりキーボードなりは多くの職種において欠かせない存在となるのだから、必要になってから即席で習得しても遅くはないんだけど、予めやっておくとロジックの仕組みとか、概念的なものの会得の意味で得だよねというのが当方の持論だけど、どうも「パソコンをやっておくと頭がよくなる」ってのが社会一般にはあったらしい。
でも今回のOECDのレポートでは、そのような結論は出なかった。
日本語訳のOECDのレポートでは「パソコンが学力を引き出さないのではなく、引き出すための技術が未熟だ」としている。要は授業の仕方がアレで、パソコンの長所が上手く活用されていないとの話。まぁ、ぶっちゃけるとパソコン自身は道具でしかなく、その道具をいかに使いこなすかが重要なのであって、その道具で頭が良くなる、学習能力が向上するかはまた別の話。良い筆箱を持っていれば算数の試験で高得点が採れるかというと、そうではないってのと似たような話かな。
むしろ報告書の最後の部分、
が気になるところ。......ってこれ、要は入力などの操作、画面上での表示の見方・判断の仕方に慣れているかいないか、その違いじゃないのかな、と思ったりもする。同じ文章を新聞で読むのと、オンライン版で読むのとでは、同じ内容であるにも関わらず、微妙な違いを覚える、アレと同じ。
詳細は英語版......って無いのかな、これ。該当するのは【New approach needed to deliver on technology's potential in schools】かな。後で詳しく精査しよう。
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