愛猫をびろ?んとする行為は当然江戸時代にも行われていた。 #浮世絵 #歌川国貞 #ねこ pic.twitter.com/5mPh1BKzv9
— モシモフキヲ (@moshimofukiwo) 2015, 9月 9
説明部分に例えば「うるわしき女性、猫を伸ばして楽しむの図」みたいな解説がないので、これが本当に、いわゆる「猫をびろーんと伸ばして一緒にたわむれている」情景なのか、単に猫を持ち上げようとしているだけなのかまでは不明だけれど、古から猫をこんな感じで持ち上げ、その伸び具合を観るってのは行われていたようだ。
果たしてどんな様態として名前が付けられていたのだろう。それとも単に猫の特性として「こんな風に持つと猫は伸びるもの。そして猫も悪い気はしないように見える」といった認識だったんだろうか。当時の猫や犬と、人間との関わり合いの実情をリサーチしてみるのも面白いかもしれない。「江戸犬猫見聞録」みたいな。
この様式を「ねこびろん」と呼び、その愛らしさに多くの人がとりことなってしまい、各地を巡って行われるようになる。歌川広重によって描かれた「東海道五十三ねこびろん」は後の世に広く伝えられる事となった......とか。ないないそれは無い。
でも猫ってなんであんなに伸びるんだろう。不思議。
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