大阪の絵師・耳鳥斎(にちょうさい)の描いた、上方の歌舞伎役者の戯画集「絵本水や空」(安永9年/1780年)に登場する面々、どいつもこいつもユルかわいい!(情報出典元⇒http://t.co/Vuyt57KrsC) pic.twitter.com/o8yBfImasN
— 一魁斎@牛王宝印&狼の護符マニア (@ikkaisai) 2015, 9月 17
そもそも「ゆるキャラ」の定義が結構難しいところではあるんだけど(「鳥獣戯画」も含まれるとの考え方もあり)、江戸時代などに発行された画集は大よそゆるキャラとはかけ離れた、独特のタッチを有するもので、今回引用されているキャラを見ると「江戸の画集を元に現在風にアレンジしたものじゃない?」と思えてくるほど。
タンブラーから引用する場合はトップじゃなくて該当する部分に直接リンクを張ってくれないと、一次ソースが見つかりにくい......という愚痴はさておき。大本は国会図書館デジタルコレクションの
江戸時代の禅僧、仙厓義梵の画風がゆるふわすぎてクセになる。 pic.twitter.com/FUtQf3XwM8 仙厓義梵(せんがいぎぼん) 江戸時代後期の臨済宗妙心寺派の禅僧 https://t.co/gHH6smnYRA pic.twitter.com/qzAXZY8BeD
ここまでくるとゆるキャラというよりは天野喜孝先生がゆるキャラに挑戦したみたいな感じだよね。探せばこの類の「え、こんなタッチの絵が江戸時代に描かれて、相応に刊行されていたんだ」ってのが、まだまだ他にもあるんだろうなあ......。
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