さて。連休後の平日を挟んでも特に動きは無いように見受けられました。これで今後、ジェンダー関係で何らかの事案が生じ、それに絡んで関連知識人や専門家、団体がその行為に批判の声を挙げても、「結局それは自勢力拡大のための大義名分でしょ?」と切って捨てられるリスクが生じる事になります。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 9月 25
.@tikuwa_zero さんの「【女性の壁】憲法も女性の権利も人権も、気に入らない奴を叩くための棍棒説【セクハラ】」をお気に入りにしました。 http://t.co/pTM0uyYD9n
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 9月 25
【国会内での2つの女性問題、連休明けにどれだけ関連各方面が動くかな】で言及した、国会内での「女性の壁」による「セクハラ」という定義の濫用と、津田議員による暴行事件。両者ともセクハラでひとまとめにしている雰囲気も世間にはあるけれど、前者はセクハラの悪用、後者は暴行行為がまず最初にありきで、その上で上乗せする形での男女間の体格差や世間一般にイメージされるところのジェンダー的な恐怖感があるから、同一視するのは好ましくない。
ともあれ今件に絡んで、連休明けの平日が経過したけれど、まったくもって大きな動きは確認できなかった。報道もちらほら、続報的、徹底追及的な動きは無きに等しく、人権や女性問題に関係する、主張をしている団体や関係者、知識人の類も、まるで午前二時の墓場のような静けさ。都議会の「早く結婚」発現の際には、何処から湧いてきたのかという程の喧噪ぶりを見せた方々も、語る様子は見られない。専門家の投稿記事で構成されるポータルサイトも同様。あれだけ騒いでいたのだけどね。
マジ不思議なのよ、ホント今件では。セクハラを悪用した「女性の壁」と合わせ、報道のされ方も非常に大人しいし、知識人や権利団体も殆ど動かない。要は、その程度のものとしか思っていないのね。或いはそれらの行動をした際に、相手が特定政党関係者であると騒げは、免罪してもらえるのかしら?
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 9月 24
@Fuwarin
今回の件に関して黙りを決め込んでる団体は、
全て「ああ、あの国会での婦女暴行を黙認した団体さんですか」と蔑まれ続ける運命を背負えば良い。
今回の件で抗議しないフェミ団体は、アイデンティティを捨てたも同然だ。
— カッコカリ◆p7DTtS8EBc (@kakkokari_kyoto) 2015, 9月 24
ちゃうちゃう。憲法も女性の権利も人権も、気に入らない奴叩くための棍棒にすぎないってだけの話さ。散々思い知らされてるわ
— 各務原 夕 さんそうぐらし! (@nekoguruma) 2015, 9月 24
セクハラヤジ騒動時「塩村都議は絶対的被害者!その塩村都議に対して批判するのはセカンドレイプ!」と声高に叫んだフェミ界隈が、今回の津田弥太郎議員による暴行事件では「塩村都議」を「大沼参議」に入れ替えることをしないご都合主義を見るに、女性を政争の具に利用してるのが露呈しちゃってて閉口
— 紳士_ (@hide_luxe) 2015, 9月 22
少なくとも今件で、女性関連の権利団体やそれを得意分野とする専門家の方々は、「貴方のその抗議や意見は、結局のところ貴方が気に入らない相手だったから叩く、あるいは叩けば自分が得になるから叩くのであり、自ら良し悪しをえり好みをしているだけですよね? そうではないとするのなら、なぜあの時に黙っていたのですか?」と反論される弱点を有してしまったことになる。「とやかく言われる筋合いじゃない」などという言い訳も難しい。
どうなるのかしらね。
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