名古屋のエスカレーターに「歩かないで」と大書し、ステップを左右に分けてあったのがカルチャーショック。東京でも危険は叫ばれるが、混雑具合などから完全ルール化が難しい。上昇にかかる所要時間を示すなど、歩かないためのサポートも必要でしょう。 pic.twitter.com/KU8sY4ZEQn
— 飯間浩明 (@IIMA_Hiroaki) 2015, 9月 27
実際にはついやってしまいがちだけど【片側開けるのはアウトだったのか...エスカレーター「みんなで手すりにつかまろう」キャンペーン実施】にもある通り、エスカレーターを利用する際にステップを歩くのは、実はアウトだったりする。リスクが高いからね。一方でこんな感じでステップを左右に分けてしまうと、止まる人と歩く人とが分離されてしまう......という感じ。
ただこれって、本当にその通りなのか、単に真ん中を指してここに立ってくださいな、を意味するのか、どちらとも解釈ができるので難しい。もっとも少なくとも東京では、多少混雑してくると、後者の解釈で真ん中に立ち止まっていると睨まれそうな気がする。やはりしつこい位に「真ん中に立って、歩かずに止まってください」的な公知をする必要がある気がする。側面のすべてにそれを示すポスターを貼るとか。
また、指摘の通り、エスカレーターしかない場所ならともかく、階段が併設してある場所では、「階段」と「止まったままで移動するエスカレーター」の双方の便益を示し、エスカレーターを選択した人に結果として歩かないような指図をする工夫も必要かな、と。
ああ、なるほど「このエスカレーターは上り切るまで45秒かかります」とでも看板に書いてあれば、急ぐ人は階段を選ぶし、乗る人はそれを承知の上で乗るから問題は軽減されるわけか。 @IIMA_Hiroaki 上昇にかかる所要時間を示す https://t.co/lXWwqD0ShK
— gryphonjapan (@gryphonjapan) 2015, 9月 27
その観点ではこの発想はなかなかイケてる。エスカレーターの利用時間を明記することで、時間による選択を利用者側に行わせるというわけだ。ウェブ記事で時折見かける、「この記事は最後まで読むのに約何秒かかります」的なサービスなわけだ。
まぁ、ぶっちゃけるとエスカレーターで歩くのが一番早くてしかも楽な感じがするけどね。その分リスクは上がっていることも忘れちゃならない。
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