①米中対談の結果で色々話が出てますが。大局を変える大きな事案が無ければ、今後米側はさらに対中姿勢を硬化させていくかな、との感が。米国民は中国を好き? 嫌い!? その心境の変化をグラフ化してみる http://t.co/lmwJXD7Gz3 にもある通り
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 9月 27
以前から折に触れて本家サイトやここでも触れているけれど、先日の米中対談でも多種多様な見方の解説が成され、切り口を変えれば「読みにくい、カオス的な状況」となっていることに違いは無く。昨日ボーっとしていた時にまとめた箇条書きをツイートで絡めたものを覚え書き。
②オバマ大統領の柔軟政策に乗じた中国側の2012年の強行姿勢で対中感情は悪化中。経済面では割り切る部分も多いものの、天秤にかけるとマイナス面の方が強くなる一方。さらに中国の強硬姿勢は増長中。 pic.twitter.com/qQ48hcd76M
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 9月 27
③現大統領は民主党、対抗政党は共和党ですが、支持政党によって異なる米国の中国懸念 http://t.co/JAhxtnGp2H の通り、共和党支持者の方が対中強硬姿勢には肯定的。世論が強硬派に傾けば自然と共和党の方が優勢になる。 pic.twitter.com/EBvv2Y41T0
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 9月 27
④来年の大統領選挙本番時の候補者の能力にも寄りますが、民主党側でも現状以上に対中強硬施策を打ち出さないと支持が集まらないと判断する可能性も。そして大統領選で民主党候補が勝っても選挙戦時の施策は維持されるでしょうし、ましてや共和党候補が勝てば、確実に米国の対中政策は
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 9月 27
⑤これまで以上に強固なものとなる事は確実(支持層がそれを求めていますので)。米国の対中政策の変化は、当然日本にも小さからぬ影響を及ぼすことになるでしょう。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 9月 27
⑥昨今の中国の焦りとも思える性急な動きは、無論内部的な問題が多分でしょうが、あるいは米国大統領選をにらんでのものも一因かもしれません。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 9月 27
要は大きな社会的情勢の変化や対外的要素の変動が無い限り、米中関係は今後緊迫化していくだろうな、というのが予想の領域内。まぁ、若年層ほどドライな感じが出ているのも事実で、それは経済面への注力が大きなものになっているからってのがあり、今後経済面での対立が底上げされれば、どのように動くか、また色々と状況は変わってくる。
ともあれ、直近では2012年がターニングポイントとなっているけれど、今後は2016年の米大統領選挙が新たなポイントになるのかな。今後一年は世界情勢が大きく動きそうな予感がする。
コメントする