ウェブ上の白書は無料閲覧、紙媒体化されると有料、ならばキンドル版は...!?

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各官公庁では各種統計資料や独自の新規調査を合わせ、行政判断や施策の材料、前提とするための素材の一つとして「白書」を色々と展開している。昔は関連するお役所で配られていたり、有料で専門の書店で販売していたけれど、昨今ではウェブ上で全データを公開するようになり、白書は無料とのイメージも強いかもしれない。でもよく見れば分かるけど、今でも紙媒体版は有料で販売中ではあるし、一部はパンフレット的なものとして関連部局で配布されている。

紙は有料、ウェブ経由の閲覧は無料。ならば電子書籍は...という疑問が沸くのだけれど、先日教えられた話を元に探してみたところ、確かに一部の白書はキンドル化されて、無料で取得できるようになっていた。

キンドルなりタブレット型端末でウェブ掲載ページに飛んで、そこで無料閲覧すればいいまでの話なんだけど、やはり色々と精査する際には、電子の本として取得した方が都合がよい場合も多い。その観点では、この対応はありがたい。


ざっと探した限りでは、白書の類でキンドル化・無料配布されているのはこの3つのみ。たまたまなのか、今後さらに増えてくるのかは不明だけれど、多くの人に閲覧してもらうのが目的の、そして公的な文章としての白書であるのなら、今後もさらにこの方針を推し進めてほしい......とは思うのだけど、作業に充てるリソースは足りないんだろうなあ。

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このページは、不破雷蔵が2015年9月29日 07:19に書いた記事です。

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