ローソン100の相次ぐ閉店と方針転換、ローソンマートの他店舗業態への転換がしっかりと公開されていた件について

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【ローソン100が次々閉店している現実に驚く】などでも紹介したように、2015年3月から4月にかけてローソン100がダイナミックな規模で閉店した件。結局報道周りの情報露出のみで公式リリースは出されておらず、一次ソース的なものが無くて頭を抱えていたのだけど......。

別件で色々と調べていた際に見つけた、ローソングループの店舗数動向の月次報告ページ。今年の春先にURLそのものの変更があり、旧URL上のページが残ったままで放置されていたので一時混乱したけれど、9月分までのデータを取得できたので精査。うん、やっぱり3月から4月にかけて明らかに減っている。さらに4月以降も少しずつ数を減らしており、今後当方の行動領域からローソン100が完全に無くなってしまうかもと、少々不安を覚えたりもする。


で、ローソン100自身は以前「100円以外の商品も取り揃えてみました」的なノリで200円とか300円の商品もどんどん入荷して、普通のローソンと変わらんやん状態になっていたのを、原点回帰する形にしたとのこと(これは正しい施策)。また、ローソン100以外にローソンマートのプロジェクトの終了と他店舗様式への置換についても語られている。これも報道のみでリリースには無かった話。

これらの話はデータが記載されている月次店舗数報告ページの各月の詳細コメント部分に記載されており、多分に取締役会での決議事項にも触れている。このページは一応公式ページ内部なので公開情報であるのだけど、普通はここまで気が付かない。

今後はローソンだけでなくセブンやファミマなど大手コンビニの、月次の売上や店舗数動向まで精査する必要があるのかもしれない。少なくとも報道で何か大きめな動きが伝えられ、それがリリースとして出ていない場合、月次報告書で言及されていないか、確認する必要がありそうだな。

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このページは、不破雷蔵が2015年10月21日 07:58に書いた記事です。

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