ゴルゴ13の標的は誰だ、舞台は国債市場-忍び寄る海外勢日本売り (1) - Bloomberg http://t.co/ZmRTAzodCT pic.twitter.com/TaIPdo4CXe
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 10月 5
麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要(平成27年10月2日(金曜日)) https://t.co/RgkUQToXVL 「ゴルゴ13」の件は最後の部分 pic.twitter.com/L3wmjgVmzg
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多少毛色の変わった質問で恐縮なのですが、実は今、債券市場の関係者の間で、先月末発売の「ゴルゴ13」で日本国債の売りが取り上げられているということで話題になっているのですが、もちろんこれまで債券ファンドによる買いというのはことごとく失敗しており、これだけ日銀が買い込み、日本の国債保有、国内保有が9割に達している中で非現実的なストーリーとも言えるかもしれないのですが、ただそういったストーリーがこういった劇画でも取り上げられているということで、大臣は「ゴルゴ13」の大ファンでもいらっしゃると思うのですが、どのように読み解かれたか、御所感をお願いしたいのですけれども。
答)
私はああいう着物は着ないな。少なくともセルビア軍と戦ったスナイパーあがりの女性がその後勉強して、ファンドのオーナーにのし上がって、ファンドの中でそのファンドを動かして日本の国債の上げ下げで利益を稼ごうと、簡単にはそういう話ですね。その程度は読んでいますよ。あれを読んだ感想を言わせてもらえれば、国際金融なんていうこういった世界の話が漫画になるということは、これだけ関心を持ってもらえるということだから良いことだなと、私はそう思いました。みんな金融とか言っても、あまりピンと来ていない人が多いし、ましてや国際金融になったらほとんどの人、インターナショナル・ファイナンスというものになるとほとんどついてこないというレベルでしょう。だからそういった意味で、ああいった話が出てくるということはインターナショナル・ファイナンスというものに関する普通の人達の関心が高まるというのは、私は良いことだなと思っています。「さいとう・たかを」さんに礼状でも書こうかなと思わないでもなかったのだけれども、麻生太郎が殺されるのか、あの女性が殺されるのか、どっちが「ゴルゴ13」に撃たれるのか知らないけれども、楽しみにしています。感想はそれだけです。
先日ちらりと話題に登っていたけれど、議事録で内容をしっかりと確認した上でないと......ということでホールドしておいた話。財務省の会見議事録が公開されたので、覚え書きも兼ねて。
ビッグコミックに連載中のゴルゴ13に、麻生財務大臣のような高津財務大臣が登場し、それが注目を集めているという話。国債周りの話は世間一般で認知されている誤認がそのまま使われているあたり、色々ともやっとする部分もあるけれど。しかし麻生氏も内容をすらりと語っているところをみると、ちゃんと読んでいたんだろうな、という感じ。
一方内部設定的な話が語られているブルームバーグの記事を読むと、色々とああ、なるほど感を覚える所もある。まぁ、そういうことならそういう話になるのも仕方が無し(色々とぼかして表現)。日銀が保有する日本国債のあれこれに関する仕組みは、以前ここでも解説した通り。インフレ化につながるので、あまり解説したくない人も多いのだろうけれどもね。
現在展開中の話は前篇で、後篇は10日発売号に掲載されるとのこと。まぁ、どのような結末を迎えるにしても、また大きな話題を呼ぶんだろうな。
※追記:
↑ 名前の由来......!?
指摘を受けて調べてみたら。なるほどね。川崎市の区に麻生区と高津区ってのがあるわけね。
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