「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」の報告書を取りまとめました(厚労省) http://t.co/TMew0d85Ky
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 10月 2
・ナトリウム(食塩相当量)について、高血圧予防の観点から、男女とも値を低めに変更。
18歳以上男性:2010年版 9.0g/日未満 → 2015年版 8.0g/日未満
18歳以上女性:2010年版 7.5g/日未満 → 2015年版 7.0g/日未満
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 10月 2
日本人の食事に関する栄養面からのガイドライン的なとりまとめ「日本人の食事摂取基準」。本家サイトの栄養周り、健康関連の記事でも何度か取り上げているけれど、それの最新版が4月から展開されていた。これまでは「2010」だったけれど、今後は「2015」の利用が求められる。
で、詳しい内容は後ほど精査をしようかと考えているのだけど、気になったのがこの塩分摂取基準量。これまでは1日あたり男性9.0グラム、女性7.5グラフだったのが、それぞれ8.0グラム、7.0グラムへ下方修正。説明によると高血圧のリスクを考慮してということらしい。
まぁ、塩分摂取量に関しては個々の生活環境によって大きく変わってくるから、絶対にこの値にしなきゃいけないってことは無い。目安ということで覚えておくと良い程度。ただ、歳を取ると味覚が鈍り、その分多く塩分を取ってしまいがちなので、その点には注意をする必要がある。
ちなみに食品の多くには「食塩相当量」も併記してある場合が多いけど、ナトリウム(ミリグラム)の場合は2.54をかけて1000で割れば、食塩(グラム)の相当量が算出できる。ナトリウムがグラムで表記してあったら、そのまま2.54をかけるだけでよい。
塩分摂取量はちょっと気を使う、工夫をしてみるだけで、随分と減らすことができる。味付けに出汁を活用するのも一つの手立てかな。
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