「やめましょう、歩きスマホ。」キャンペーンの実施について https://t.co/t9ITqnqAPk pic.twitter.com/UfdoGQYJvw
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 10月 20
歩きスマホのリスク高さは普段から問題視されている話で、特に電車関連の施設内においては、人の行き来が激しく、また落下や衝突リスクも高いため、特に啓発がなされている。定期的に注意喚起やキャンペーンが行われているのは承知の通り。
先日もJR東と携帯電話事業者各社との共同キャンペーンとして、「やめましょう、歩きスマホ。」とのキャッチコピーによる運動が行われることになった......のだけど。
上にあるのはポスターの一例。これ、雑誌の付録などについてくる多種多様なシールが用意してあるシートではなく、全部で一枚のポスター。一瞬目を疑った。
2014/01、TCA 「やめましょう、歩きスマホ。」啓発キャンペーンの実施について https://t.co/OvTcErPR5T pic.twitter.com/HZgB8B6hvk
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 10月 20
調べてみると同様のデザインは以前からTCAでも用いており、単体のイメージを使った啓蒙キャンペーンは何度か展開されている。とはいえ今回のデザインは、控えめに表現しても自分の目を疑う、正直なところ狂気すら覚える引きぶり。
リリースには車内ディスプレイの広告イメージがあり、動画を紙芝居的に表現している。それを見ると、元々は昔のタイプのデザインで、それが増殖し、幾何学的、サイケデリックな形に増殖し、最後に一つに戻るような感じであるのが分かる。
また、言いたいことは分かる。それだけ危険が増えているってことだよね。非常に強い形で注意喚起をしたいってことだよね。
でもこれは少々毒が強すぎる。注目を集める、印象付けさせるという注意喚起のポスターとしては成功だけど、ポスターそのものへの印象は最悪。普通の人が見たら怖さすら覚える。
これ、いったいどこが創って、どこがOK出したんだろうなあ......少々常軌を逸しているような気がする。
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