リアルなチップに色々な機能を持たせてスマホと連動、次世代なおもちゃ「MESH」とは

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さまざまな機能を持ったブロック形状の電子「MESHタグ」を「MESHアプリ」上でつなげることにより、あなたの「あったらいいな」を実現できるそれがMESHです。


難しいプログラミングや電子工作の知識は必要ありません。IoT(モノ・コトのインターネット化)を活用した仕組みも簡単に実現します

●MESHタグ
小さな、ブロック形状の電子タグです。MESHタグは、それぞれ動きセンサー/ライト/ボタン/明るさセンサーなどのさまざまな機能を持ち、 無線でMESHアプリとつながることができます。何かに貼り付けたり、組み込んだりしやすいように小さく軽く作ってあり、 組み合わせることで可能性は無限大に広がります。


新たなアイディアの想起は往々にして既存の情報のつなぎあわせ、融合によってもたらされる。色々とその実態を経験してくると、それが大よそ世の中の仕組みであることがじわりと実感できるのだけど、その考えをシンプルにした上でおもちゃにしたのがこのMESHなるもの。

......と表現すると随分と大袈裟だけど、要は上記の説明の通り、発展型電子ブロックのアプリ連動的なおもちゃ。あるいは工業製品における単体機能パーツの組合せの概念を遊びに転じたもの、かもしれない。少し前に流行った、カードの組合せでプログラムを組むロボットバトルとも考え方は良く似ている。

今件MESHが注目すべき要素としては、多種多様なセンサーを持つ物理的パーツが用意されている事。これにより、MESH内部で完結してしまう、閉じた世界のおもちゃでは無く、リアルな世界にアプローチをかける、多種多様な「モノ」を創りだせる。これは大きい。

物理パーツにあたるMESHタグの単価が結構高めなのと、電源が内蔵リチウムイオンバッテリーなので寿命が結構心配ってこともあるけれど、想像力を体現化させてくれるステキナイスなテクニカルトイとして、大いに注目したいところではある......ってコントローラー的な立ち位置にある入力インターフェイスはスマホだけなのか。しかもiOS系のみでアンドロイドは無し。この辺りは今後の対応に期待したい。

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この記事について

このページは、不破雷蔵が2015年10月23日 07:48に書いた記事です。

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