原作つきアニメの原作がめっちゃ売れてセルが売れなくてアニメP不機嫌という件ですが、数万人のコアユーザー相手の商品を数百万人に向けて放送してるからそういうことが起きるのであって、原作を恨む暇があったらまじめに地上波以外の土俵作りを考えた方がいいと思うけどなあ。
— キキ (@ifnolond) 2015, 9月 29
先日の【日本のアニメBDが売れないの、だから第二期が展開できないとの話とか】の後日談的な話。よく考えてみれば日本でも売れているアニメは結構本数は出ているし、ディズニーの日本語化されたビデオも相応に数は裁けているのだから、アニメソフトそのものがまったく売れなくなったという話では無いのは理解はすぐにできる。
指摘されている通り、また先の記事でも触れているけれど、購入層のハードルとか、対価に関するハードルが異なるのに、同じようなアプローチをしても、そりゃ無理ってもの。それこそ地上波は宣伝に徹する的な発想も一つの手かもしれない。......昨今の「続きは劇場版で」との展開も、ある意味その点に気がついての話なのかもしれないな、と今、気が付いた。
両親が年金暮らしになって円盤に回せる資金が減った!という連中がどの程度増加したのか気になる所。そういうのは数字に出ないしね。
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— TETSUYA2754 (@TETSUYA2754) 2015, 9月 30
マーケティング的には確かに金銭周りは気になるところ。コアファンには準ニートが多く居るとの前提だけど。昨今退職を迎えた人が多いからその影響が......とは思うのだけど、統計データそのものが無いので検証は不可能。アニメセルの購入コア層における年間収入と保護者の年齢とか、統計的にばらつきの無いレベルの値を取得するのは不可能だろうな。
アニメの円盤高すぎるって言うのは正しいけど安くしても売れるかは疑問。
だって場所取るもの。そんなに部屋に置けない。
あと、日本人って未だにTV番組=タダという意識ががっつり根を張ってるから
大多数がTV系コンテンツにお金を払うことに抵抗あるんじゃないかなあ。
— ざらぶ・えすかれーたー (@zarabu01) 2015, 9月 30
そういえば日テレ系アニメは品質に定評があって、ちはやふるとか原作に忠実な上に3話入りで4000円とか相場に比べてかなりお買い得価格なんだけどそれでも大して売れてないので、品質も価格も原作に沿っているかも売れる売れ内には関係ないことがよくわかりますね
— GiGi (@gigir) 2015, 9月 30
価格に関してはこんな指摘もある。まぁ、単に価格を下げればそれでいいのかって問題、言い換えれば価格は一要素でしかなく、それで解決するのなら、CDショップなどで見かける名作映画の廉価版は飛ぶように売れるはずだけど以下略ってのもある。価格は重要な要素に違いないけれど、それですべてが済むわけじゃない。
とはいえ、セルビデオの売れ行きが低迷しているってのは事実であり、それゆえに制作側の一部が頭を抱えているのも事実。色々と試行錯誤を繰り替えす必要はあるのだろうし、解決策は決して一つでは無いかな、というのが当方の結論。先行の缶コーヒーのアプリのような、柔軟なスタイルもまた、ヒントになるんじゃないのかな。
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