ソ連の愉快レーザー戦車のプラモが出ているようです

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見た目は米軍などの多連装ロケット発射システムMLRSに似ているけれど、プラモ自身の内容を見てみるとまったく別物。レーザーを相手に掃射して、相手のセンサーをぶち壊したり、兵士の目を見えなくさせるような武器。物理的な破壊では無く、無力化という観点で興味深い。【対人放射型電子レンジ兵器「Active Denial System」アメリカで公開、2010年には実戦配備へ】で紹介した、米軍の対人電子レンジみたいなコンセプトに近い。或いは第二次大戦のドイツ軍の開発兵器みたいな。


東映の怪獣映画に出てきそうな感じもするけれど、通常の戦車と比べてメンテナンスは大変だろうし、敵に届くほどのレーザー光線を出すには相応の電源が必要になるので、それこそ今米軍が開発しているレーザー光線による破壊型兵器ほどの大規模なものにしないと実用化は難しい気がする。あるいは敵が迫ってくることが前提の、防衛戦での利用。

まぁいずれにせよ、ソ連の崩壊により開発は中止になったらしい。発想としては悪くないのだろうけど、ね。

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このページは、不破雷蔵が2015年10月 5日 06:22に書いた記事です。

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