関ヶ原町の役人の方が「南北戦争の古戦場ではどんな土産を売ってるんですか? お菓子とかグッズとか」と聞くので「一応売ってるがメインではなく、向こうのミュージアムショップはよく考えられた関係資料の専門書店みたいなもので、行けば私も本を一山買って帰る」と言ったら予想外な答だったようだ。
— OGAWA Kandai (@grossherzigkeit) 2015, 10月 4
単なる観光地ならうせものと飾り物が半々位あればそれでいいけれど、観光以外で足を運ぶような場所の場合、その場所の特性にあった土産物を用意する必要がある......というか絶対必要では無いけれど、あった方が利用者の需要にかなうし、再来客、さらにはそのお土産が起因となって新たなお客がやってくる、集客的なアイテムの効用を示してくれることすらある。
で、普通の観光地ではない、例えば歴史博物館の類だと、取り扱う対象・テーマに浅からぬ興味を持つ人が足を運ぶ可能性が高いわけで、その人たちに向けた、アピールができるお土産を用意しておくことで、需要に応えられ、さらに再来してもらえるようになる。今件ならば専門誌コーナーや地域の関連書類を用意し、さらに持ち帰りが面倒な場合に合わせ、自宅までの配送サービスを用意しておくとかね。
あと「子供でも読める解説書」とか「子供向けの解説地図」とかも売ってましたね。>RT
けっこう面白いですよ。
— KGN (@KGN_works) 2015, 10月 4
そもそも古戦場を見に来る人なんて「コンスタントに少数いる」を考えた方が良くはないでしょうかねえ^^;;
消えものを置くにはあんまり向かないんじゃないのかな。
— KGN (@KGN_works) 2015, 10月 4
このような場所には興味がある人自身だけでなく、親子連れも想定されるから、子供向けの素材を用意しておくのも欠かせない。親の付き合いで足を運んでみたら意外に面白く、そこで買ってもらった子供向けの説明絵本やらグッズで、さらなる興味関心を覚え、ファンになる......まぁ、確率論の観点でいえば決して高いものではないけれど、ゼロでは無い。種を蒔くって意味では非常に意義がある。
この辺りの話はウェブサイトの練り込みの仕方とか、一般商店の出店をはじめとした各種マーケティングとさほど変わる所が無い。他の観光地同様、それっぽいお菓子とそれっぽい土産物を用意すればそれでいいやって考えでは、色々と損をしていることになるんじゃないかな。
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