.@panseponse7 さんの「ある漫画の連載終了を受け、漫画家や作り手が語り始めた『孤独』と『ファンの声』についてのお話」をお気に入りにしました。 http://t.co/XqTug4v3KW
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 10月 5
先日記事に絡められて紹介もされていたので、見聞きした人も多いだろうけれど。4コマ漫画作家の伊藤黒介先生が連載を終了する宣言を行い、その理由として作家業ゆえの短所ともいえる孤独感のプレッシャーに耐えられなくなった的な内容が語られていた事案。孤独ゆえに世界が広がらず、ネタのストックも底を尽きてしまった......とまとめられるのかな。
漫画家、作家には特に多い話だけど、「自分の心境内のストックが尽きてしまった」という絶筆宣言的なケースはしばしば見聞きする。才能の枯渇、鉱山ならば廃坑、みたいな。創作系に携わっていない人にはイメージしにくいかもしれないけれど、結構ありえる。
で、そのストックを増やしたり追加したり、新たなストックが詰まっている部屋へのカギを開けてくれるのが、他人との付き合い。いや、付き合うまでで無くてもいい。自分が一人の個体でしかないといった孤独感からの解放。SFでよくある設定だけど、世界に自分しかしなくなった時に、人がまず何をするか。自分が孤独で無い状況にするために、他の個体を創生することなんだよね。
毒になることも多いけれど、この観点で考えると、ツイッターの存在は大いにプラスになるのかな、というが当方の感想です。ハードルはmixiやFBと比べて低いし、LINEのようなプライバシー上のリスクも無いですし......
https://t.co/YL6wTNZfsM
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 10月 5
ある漫画の連載終了を受け、漫画家や作り手が語り始めた『孤独』と『ファンの声』についてのお話 - Togetterまとめ http://t.co/juZt4GXnWv
イラストレーターってそういう孤独感はどのくらいあるのかな?自分はツイッターで大分和らいでる気はする。
— ニリツ (@Ann_NH) 2015, 10月 5
私も連載中はTwitterで感想書いてくれる方にかなり支えられました。何ならその人のために描こうってくらいのレベルで。
同人誌は描いてすぐ頒布数が自分で分かるけど、連載は単行本出るまでは結果が何も見えない状態だから不安が凄かった...
— 三上ミカ@MF文庫挿絵10/25発売 (@mika_mikami) 2015, 10月 3
同人誌なりウェブ漫画の場合はダイレクトに感想が届きうるので、毒も多いけれど、少なくともリアクションを精査することは容易となる。自分の活動が独りよがりで無く、世の中に何らかの影響を与えていることをしっかりと認識でき、自分の作品の、そして自分自身そのものの存在を確かなものとすることができる。商業誌の場合はアンケート順位とか単行本の売れ行きといった数量的なデータも得られるけれど、やはり読者の声が一番分かりやすい......けど、場合によってはなかなか手に届かないことも。
FacebookではFacebookページでもあれば多少ハードルは低くなるけれど、それでも感想などはブログのコメントぐらいのハードルがある。ブログは設定していない人も多いし、どうも書きにくいところがある。LINEはお手軽そうに見えるけれど、プライベート感が強すぎて創り手と受け手とのコミュニケーションでは躊躇してしまう。ぬるま湯的でハードルの低いツイッターが、やはり一番「創作業と利用者との間のコミュニケーションツール」としては適しているのだろうな。
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