株式会社ファミリーマートとユニーグループ・ホールディングス株式会社の経営統合に向けた基本合意書締結に関するお知らせ http://t.co/Pwi5PlGS44 ユニーの普通株1に対してファミマ株0.138を割り当て pic.twitter.com/DQfsHBlKMf
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 10月 15
春先に協議開始を公開したあと、何度となく意図的に、あるいはリークの形でその内容が漏れ伝わり、そのたびに「まだ協議中やねんで」との否定リリースが出された、ファミマとユニー......まぁ、サークルKサンクスだな、との経営統合の話。ようやく先日付で正式に、2016年9月の統合が確定し、株式の交換比率も発表された。情報に過敏になっているのは、主にこの比率の点。株価に大きな変動をもたらしうるからね。
で、一般利用者にとってもう一つ気になるのは、サークルK・サンクスのブランドがどうなるか。これについては結局のところ今回の発表でも協議開始当時と同じ「ブランドを一本化することを軸として、今後検討してまいります」のみ。ただ記者会見などでもユニー側はこだわらない姿勢を見せているので、ファミマ一本に統一ってことになるっぽい。中身の細かい食品系ブランドとかは残してほしいけれど、混乱を避けるという観点では、やはりなくなっちゃうのかな......。これについては今後の決定待ち。
もう一つ気になるのは、コンビニ業界における順位動向。【コンビニ四天王の売上高などをグラフ化してみる】でも言及の通り、売上高ではローソンを超えて2位、店舗数ではセブンすら抜いてトップになる可能性がある。ただ各社とも随時店舗数、売上高は伸ばしているから、順位的にはきわどい状況。容易に順位が入れ替わるような情勢が構築されるかもしれない。
まぁ、統合化で効率がはかられ、サービスが向上する分には良いのだけどね。画一化による選択肢の減少や、個性が失われるのは、残念だと思う人も少なくないかもしれない。個人的にはサークルKサンクスは食玩の観点で独自のルートを持っているので、それは残してほしいかなあ、という感は強い。
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