寅さんの映画で、コンビニの呼称の歴史が分かります。なぜか絵入りでまとめたくなりました。 pic.twitter.com/hsDkpS52VU
— 飯間浩明 (@IIMA_Hiroaki) 2015, 10月 17
@IIMA_Hiroaki 東海林さだおさんのエッセーに「コンスト」という略称が出てきます。24時間やっている頼もしいコンビニを「たのコン」とか書いていますね。セブンイレブンが7時11時の営業だった時代です。
— Kazuhiko Nakamura (@ka_nakamura) 2015, 10月 17
今じゃ誰もがコンビニはコンビニエンスストアの略であることは分かるのだけど、そのコンビニって略語はいつごろから使われたのだろうとか、スーパーではなくてコンビニエンスストアという別の様式であるとの認識はいつごろからだろうかってのは、指摘されてみると案外調べにくい。コンビニそのものの成り立ちや発展度合いは各社、あるいは商業関係のデータを見れば、あるいは新聞報道などでそれなりに調べる事は可能だけれど、庶民ベースでの認識って、まとまった形での体系だった記録って、あるようでなかなか無い。ましてや中立・公的なものとなると...。
で、手っ取り早く調べるとなると、庶民の語りそのものをタイムスリップして探すわけにもいかないから、その庶民のやり取りを反映した作品、まぁ映像作品以外に文筆とか漫画とか、から探ることになる。当時における現代風の描写による作品は、その当時の情景を反映したものでないと違和感を覚え、作品としての評価がアレなものになるだろうから(最初からラノベ的な感じのものならともかく、ね)。例えば現代を舞台にした日常生活物で、人々が皆ダイヤル式の電話を使っていたり、モノクロ・ブラウン管式のテレビを用いていたら、首を傾げるよね。
以前若者のパソコン離れ云々を調べていた際に、家庭用パソコンのことを、パーソナルコンピューターの略としてパソコンと表記するのと同じ位、一時期はマイコンと呼んでいたとの記録もある。結局パソコンが勝ってマイコンは廃れてしまったけれど。また以前何度か触れているけれど、現代を描写した四コマ漫画、特に学生の生活を描写している作品で、かつては従来型携帯電話ばかりだったのが、少しずつスマホと両用されるようになり、そして今ではスマホがメインとなって、従来型は骨董品扱いされるようになっている。
人々の生活様式って、こんな感じで記録として残るのだなあと思うと、色々と感慨深いものがあるし、雑誌にしてもその本文以外に広告ページもまた、歴史的資料価値の高いものだな、と思ったりもする。
...書庫にある数々の収集品とか、色々と状況が回復したら少しずつデータ化して披露するってのも面白いかもしれないな。フィルムカメラセットとかもあった気がする(もう使い物にならないだろうけど)。
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