メガネ屋に言われた「災害の時は何があってもメガネだけは持ちだして下さい!水や食料は後でも調達できる。でも、『たまたま自分に合ったメガネ』を調達するのは不可能に近いですから。」が今も印象深い。不安定なぼやけた視界で災害地を彷徨うのは相当に危険だよな。うん。
— やかた (@yakata22) 2014, 5月 18
当方も先日、目のトラブルを受け、やもすると眼鏡との付き合いが始まるのか的な感じになったこともあり、また睡眠不足やストレスがあると目がかすむことがあるので、他人事ではないなあ、というお話。汎用性のある日用品なら調達は容易で、他人のものを借りる事もできるけれど、メガネは確かに他人のを借りたり、救援物資でカバーするってのは難しい話。なにしろ自分向けにカスタマイズしたものを普段は使っているのだから。
メガネの価格はケースバイケースではあるのだけど、非常用袋の中に、予備の眼鏡を入れておくのは、決して冗談でも酔狂でも無く、必要な話なのだろう。また、本当の緊急用(長期間利用は難儀するらしい。あくまでも短期間の利用向け)として、自分で度数を調整できるメガネ「アドレンズ「エマージェンシー」」なるものもあるとのこと。
そしてモノが見えない、通常と比べて見えにくいってのは、災害時にはきわめてリスクが高い話となる。人によっては水や食料と同程度の重要性となりうる。メガネ利用者率が上昇する昨今では、特に子供の間で利用率が一定度に達している昨今では、この辺りは真面目に考えておく必要があるんじゃないかな。松本零士先生の「ワダチ」でも、主人公が不測の事態に陥った時の備えとして、アタッシュケース一杯に眼鏡を入れていたっていう描写もあったな。
あと、指摘にもあるけれど、補聴器とか入れ歯。とりわけ入れ歯は個人ベースでのカスタマイズされたものだから、普段から気を付けていないと。
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