公共事業が最も効率のいい国民給付なんだよ。給料という形で国民に金が渡ると同時にインフラが整備されるから、その後の経済活動が効率化されるというスーパーな政策なの。
— 砂鉄 (@satetu4401) 2015, 10月 17
極端な例として、毎年1000億円の公共事業やって「高速道路」「鉄道」「港」を作る国と、毎年1000億円の医療補助をやる国があったとして、前者は10年後1兆円相当のインフラを持ってる先進国だけど、後者は道路も鉄道も港もない後進国のままでしょ? 両者が経済競争したら前者が当然勝つわけ
— 砂鉄 (@satetu4401) 2015, 10月 17
そして金が余れば、その余った金で福祉なんざ幾らでもやれるんだよ。全体の10%を福祉に割く予算1兆円の国には1,000億の福祉予算があるが、全体の50%を福祉に割く予算1,000億円の国には500億の福祉予算しかないの。予算の総量を増やさなければ何も始まらない
— 砂鉄 (@satetu4401) 2015, 10月 17
多分に極端な発想ではあり、細かい部分で「それはどうだろうか」ってのもあるのだけど、マクロ的な発想として基本であるのと同時に、忘れられてしまいがちな話でもあるので、備忘録的なものとして。まぁ公共インフラの場合、新設したらそのままではなくて維持管理になり、新設したものが増えるにつれて管理費用(建て替えへの積み立ても含む)もかさむわけで、新しい領域への公共事業投資と、既存の分野への公共事業投資とは性質が異なるのだけどね。もっともメンテナンスでも相応のリソースは消費するし、その消費の際にさまざまな需要や経済効果が発生するのも覚えておく必要はある。
お金をはじめとするリソースを投入した場合、その投入によって何が生まれるか、カツが入るか、ところてんが数倍にもなって押し出されるか。その辺りは良く考えるべきではある。乗数効果ってやつだね。
特に日本は「公共事業を外資に頼む必要が無い」という凄い長所を持った国なんだから公共事業やるだけで金が増えていくんだよ。これが東南アジアとかになるとインフラ整備を外国に頼ってるので、公共事業やると国からお金が出て行くみたいになってて、そういう国のほうが多いから「公共事業は悪」なわけ
— 砂鉄 (@satetu4401) 2015, 10月 17
日本限定で言うなら「公共事業は善」なのよ。殆どの国にとっては外国の建築業者に金が流れちゃうし、そこと政治家が癒着するから公共事業≒悪なんだけど、日・独・米のような高い技術力を持ち、自国だけでどんな建造物でも賄える国にとっては善なの
— 砂鉄 (@satetu4401) 2015, 10月 17
弱者はねー本当に色々な理由を付けて自分達に金を引っ張ろうとするんだけど、基本的に無視しなきゃいけないんだよ。最もお金を与えるべきなのは「いま国の未来の為に働いてる人間」なわけ、そこに金を与えず「駄目になった人間」を救っても何も好転しないし「駄目なふりをする人間」すら沸くわけ
— 砂鉄 (@satetu4401) 2015, 10月 17
結局、福祉のために税を取れば取るほど企業は「俺達が使うインフラにならない税なんか誰が払うか死ね」に傾くし、頑健な若者は「病気にならず社会を支えてる俺達がなんで役立たず共の為に高い税金を払う必要がある」に傾いてメチャメチャになるから最後は「強者よ集まれ!独立するぞ!!」になる
— 砂鉄 (@satetu4401) 2015, 10月 17
それに対して弱者側は「事故があったら貴方も弱者になるよ」っていう理論で抑制しようとするんだけど、そもそも人間は「戦争やったら大勢の兵士が撃たれて死ぬよ」に立ち向かっていく強さのある生き物なので、そんな優しい脅しで止まるわけねーじゃん
— 砂鉄 (@satetu4401) 2015, 10月 17
節約だとか清廉潔白なんてのは、無能無力の最後の拠り所であって、力のある人間は世間に迎合する必要無いから、汚職しまくるし、異性関係ぐちゃぐちゃだし、昼間っから酒を飲むんだよ。でも世間に迎合しないっつーことは他の方法で人心を掴む必要がある。その手段が「部下や国民の利益」なわけ
— 砂鉄 (@satetu4401) 2015, 10月 17
逆に言えば清廉潔白で節約家で素晴らしい人間というのは「それで人心を掴んでるから結果を出す必要性がない」わけ、失敗しても一生懸命やりましたって言えば他人を納得させられるから無能無力のままでいられるんだよね。つまり彼は国民の利益を考える必要が無いわけ
— 砂鉄 (@satetu4401) 2015, 10月 17
これも一概には全て正しいとは言えないけれど、公共事業における国内での包括が可能という利点については、正直目が鱗。まぁ完全にってわけではないけれど。これ、例の円安と円高の関係と色々と絡んでくる。円高だと生産拠点が海外に逃げるので、国内で生産から生じるお金が回らなくなる。円安なら生産拠点が国内に戻るので、活性化する。経済はお金という名前の血液の血流だから。違う、というのなら何故中国が元レートについて過敏になっているのか、説明を願いたい所。
まぁ、最後の部分の弱者云々ってのは再考するところもあるけれど、「貴方も弱者になるよ」との理論武装の部分は、高齢者社会福祉、年金部分でよく使われるものでもあるし、今後色々と多方面で考える際に、思考の素材として覚え留めおきたい。
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