授業の資料を作りながら思ったのだけど、古い機器の写真って結構重要。大学で古い機器が捨てられずに残っているところは、その機器を捨てる前に写真にとって、Wikipedia Commonsにアップロードして欲しい。今後私はそうする。 https://t.co/OCXgMWRVqn
— next49 (@next49) 2015, 10月 13
【記録、情報の保全の難しさとメディアの特性と、そして手元の「資料」と】から連なる記録保全の話。中性紙に関しては紙そのものが良くても使っているインクがダメだと結局記録が残せなくなるよねとの指摘があり、なるほど確かにそれはそうだといった話を覚え書きとしながら。
当方も物持ちが良い......というよりは捨てることがなかなかできなくて、色々な素材を残すタチなので、この辺は良くわかる。また一時期、書籍を中心に古い資料なり機材を集めていたことがあって、その時の収拾品も結構多かったりする。前世紀のゲーム業界関連とか、ミリタリ系、シミュレーション周りの資料は結構残っていたりするんだな、これが。まぁさすがに定期発刊誌の多分は捨ててしまったけれど。かさばるからね。
で、写真を気軽に撮り、そしてネット上にアップする事が容易になった昨今。このような発想は積極的に広め、共通認識としておきたいところ。まぁ当方自身はといえば、コモン扱いする資料として提供するだけでなく、自らのコンテンツとして有効活用できないかなとの考えもあるのだけど。
案外、10年~20年前に当たり前にあったものの写真がない。たとえば、今の学生さんはカセットテープを知らない人もいる(物心ついたときにはCDだったりする)。そういう人たちにカセットテープとはどんなものかを説明するのに写真を見せるのは便利。
— next49 (@next49) 2015, 10月 13
こんな見栄えで https://t.co/OJkxK6lmUQ 中身こんなよ https://t.co/7wddiADDiD 戸図で示せると楽。
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コンピューター関連は特に移り変わりが早いので、捨てる前に写真とってWikipedia Commons にあげてもらえると10年後の誰かが助かると思う。
— next49 (@next49) 2015, 10月 13
今は一眼レフカメラとか持っている人も多いので、Wikipedia Townとからめて、文書でないWikipedia への貢献も良いかもね。写真家の人が風景写真のとり方を教えれる講習会を兼ねてのWikipedia Town 写真部。珍しくなく当たり前にあるものの写真がたぶん重要
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ゲーム機のハードウェアの写真とか日本はだいぶ貢献できるんじゃないかと。特に大量に増えて、死んで行ったあのハードウェアたち、とくにセガとか。
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最近は機器の発売元が倒産や買収などでなくなっちゃうので、失われた会社の機器画像が。Google画像検索で個人のWebサイトに存在するのは見つけられるのだけど、それ使ってよいかとなると。一応、授業で使うなら良いらしいけど。でも、怖いライン
— next49 (@next49) 2015, 10月 13
先日のデジタル系情報でも言及しているけれど、IT周りの技術は加速度的なスピードで進んでいるので、世代交代が速い事もあり、知識、情報の断絶がし易い状況にある。また指摘の通り、販売元そのものが無くなってしまうって事例も十分考えられるので、記録保全は非常に重要。当方も買い置き的にデッドストック化しているセガ系のゲームマシンがあるかも......
その意味では例の、国立メディア芸術総合センターが計画通り創設されていれば、その分派的なプロジェクトとしても稼働した可能性は高いのだけどね。その観点だけで見ても、あの時に「アニメの殿堂」「国営漫画喫茶」など揶揄した知識人やメディアの罪は深い。果てしなく。限りなく。それこそ、そのような所業をこそ、深く記録すべきだな。
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