これから数日の間に、Twitterの上で簡単な投票ができる機能が追加されます。ツイート作成画面でこの機能のアイコンが見えたら、お試しください。
https://t.co/BpnsRHTeI7 pic.twitter.com/QQiTX6xCzU
— TwitterJP (@TwitterJP) 2015, 10月 21
「投票」機能のご案内 https://t.co/0j6ckNnrgt これ、注意しなければならないのはあくまでもフォロワー及びリツイートなどで該当ツイートを見た人が投票しうる対象となるのであって、意識調査・世論調査では無く(人気)投票の類となることですね。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 10月 23
コメント付きの公式リツイートの実装も当方は随分と後になったので、この機能も恐らくは他人よりも随分と後になるのだろうなあ、と思いつつ。今機能の実装で注意しなければならないこと、厳密には利用する当事者自身と、その利用結果が公知された際の結果の見方について。
今件機能は、あくまでもフォロワー及びリツイートなどで該当ツイートを見た人が投票しうる対象となるのであって、意識調査・世論調査では無く(人気)投票の類となること。例えば猫大好きな著名人が「猫と犬、どちらが好きですか」と尋ねた場合、そのツイートを見て投票する機会を得る人は、多分に猫好きとなる。当然、世間一般全体に対する調査と比べ、猫が好きの回答率は高くなるだろう。
つまり調査対象母集団において多分に偏りが生じるので、世間一般の心境はどのような状況なのだろうかといった類には使えない。にも関わらず、その結果を「世間一般はこんな感じだ」的なスタイルで風潮する筋が、必ず出てくる。大いに注意をしてほしい。
見方を変えれば、そしてその特性を理解すれば、有効に使うこともできる。例えば同人誌を出す絵描きの人は、「今度の新刊、即売会で買いますか」とか「過去の作品『●×』を再販してほしいですか」とかいった話を投げかけることでファンの心境を探ることができる。もちろん好意的な回答をした人すべてが実際に買うとは限らないけれど。参考値として役立つには違いない。
要は道具ってのは、その特性を知った上で、どのようにそれを活かすかってことなんだろうな。
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