この「マルセスキー」ってパン、どういうものなのかしら。検索してもまったく出てこない。
https://t.co/9sIUHYcYpS pic.twitter.com/985XnqbmCX
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 10月 23
先日の三色パン周りの話【三色パンは戦前から存在した、そして「パンの明治百年史」の無料公開を発見】で気になった事案。「生パン部」って表現もけっこうくるものがあるけれど、その中で一つ気になった種類のパンが。「マルセスキー」なる名前のパン。ロシア人の名前っぽいか感じもするのだけど、正直初耳。
辞書などでも調べてみたけれど、該当するものは無し。価格は結構安め。見た目はクロワッサンのような、牛の角のような感じもするのだけど......。個人営業のお店だったら創り手の名前ってこともあるのだけど、これって中村屋のカタログだから、その想定はちょっと難しい。
@Fuwarin @yoshikosaito 形状だけだと、ドイツのクロワッサンっぽいんですが、照りとか見ると、プレッツェルに見えるんですよねぇ。
— JAH_Z (@JAH_Z) 2015, 10月 23
よく写真を見直すと、確かに単なるクロワッサンに比べるとテカり具合が激しい。また、クロワッサンにしては少々細めな気がする。プレッツェルっぽく見えるってのもあながち間違いでは無いような気がする。
当時から菓子パンの類を良く食べていた人なら、あるいは知っているのかもしれないけれど、ここまでネット上に資料が残っていないのはちょっと珍しい。あるいは「パンの明治百年史」には掲載されているかもしれないけど、テキストでは無いので検索が使えないんだよね。
まぁ、何か機会があった際にまとめて調べてみることにするかな。あるいは偶然、現存するマルセスキーを見つけるかもしれないし(笑)。
コメントする