ユーチューバーは同人作家と同じかな・ゲームの実況動画や解説動画について考えてみる

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先日当方のツイッター上のタイムラインに挙がった、何だか面白そうなゲーム「SpaceChem(スペースケム)」。制作自身は数年前のものだけれど、ロボット操作とかシステム構築とか色々考える部分があるゲームが好きな人には、のどから手が出るような感じ。で、実際にどんな内容なのかなと調べてみたら、英語の公式サイトは別にして、最初に挙がったのが日本語の関連サイトではなく、解説動画。あれ、という驚きと、なるほどという納得感。

ゲームの詳細な解説は写真と文章によるものの方が安心感はあるし、細かい部分までチェックができるし、ランダムアクセス・検索での精査が容易なので、非常に便利であることに違いは無い。一方で、ざっと見、概念的、動的に分かりやすい解説は、動画の方が作りやすいものとるし、観る側のハードルも低い。自動車の免許更新の際の講習でも、教本を手渡されるけれど、実質的に再教育を受けるのは動画によるものってのが良い例だよね。

結局、文章・映像それぞれのメリットがあるのだけど、よくこしらえてあるものなら、動画の方がありがたいし分かりやすい。動きの多いものならなおさら。実例を見せながらできるわけだからね。

昔、ゲーム攻略本に解説動画を添付させる企画を提案した事もあったけれど、結局今現在、インフラや技術が大いに進歩し、それが個人ベースで気軽に制作、配信できるようになった。ゲーム実況動画、解説動画が需要山盛りなのは、媒体ベースで紙媒体における需要が、一気に動画へ直接シフトしてしまったからなのね...と思ったりもする。ゲームの動画実況、動画攻略の配信が国内外を問わず盛況で、動画配信サイト側もプッシュしているのは、同人攻略本ならぬ同人攻略動画的なものの広がりとして認識している部分もあるんだろうなあ、と思ったりする。

ってことはいわゆるユーチューバーってのも、同人作家と同じってことか。なるほど。

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このページは、不破雷蔵が2015年10月25日 08:16に書いた記事です。

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