マクドの公式サイトで「おてごろマック」を見てふと思う。元々マクドってお手頃なのが前提・当たり前だったような。それをわざわざアピールするような状況になったのかな。あるいはかじ取りの方向性を間違っているのか。 pic.twitter.com/7yf0LxTjML
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 10月 26
この「おてごろマック」の略名云々のちぐはぐさといい、新体制は色々と頑張っているのですけど、空回りというか頓珍漢な方向性という雰囲気が強い気がします。現トップがそうなのか、それとも質のアレな広報スタッフなり代理店がやらかしているのか......
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 10月 26
先日【200円バーガーの導入、バリューメニューの刷新...マクドナルドの新商品体制、これはイケるのかイケないのか】でも紹介した、マクドナルドの新商品体制の目玉的商品の一つ、「おてごろマック」とそれをメインに据えた「おてごろセット」。記事執筆時もこれだよこれ、求めていたのは的な感想と同時に、なんだかもやもやとしたものを覚えていたのだけど、先ほどマクドナルドの公式サイトのトップページにこの写真がぼんっと掲載されていたのを見て、ああなるほどそういうことかという想いがもりもりと文字列として浮かび上がる。
マクドナルドって元々はお手頃な商品であることが前提、当たり前の話であって、それをわざわざ強調する必要は無かったはず。それがいつの間にかお手頃こそがイレギュラー的な、アピールすべき特記事項であるかのような扱いになってしまった。あるいは昨今のファストフードそのものがちょっとリッチ思考に走っているので、それとは一線を画してお得だよ、ということを知らしめたいのかもしれないけれど。
このおてごろマックの略名の「ないないそれはない」的なプロモーションセンスといい、指摘している通り、迷走......というよりはピント、軸がずれたまま突っ走っている感は否めない。いや、頑張っている、必死になっているのは分かるのだけど、「ちがうそっちじゃない」的な。
店員さんの質が安定してるのと、粉っぽいシェイクとフィレオフィッシュ好きなので月1くらいでは利用してます>マクド
あとはグラコロを年1回。
— ざらぶ・ねごしえいたー (@zarabu01) 2015, 10月 26
今のお値段で行くなら味を根本から変えるか、味相応のお値段にするか、の2択しか無いところを延々と包装紙だけ変えて乗り切ろうとしてる感じ
— ざらぶ・ねごしえいたー (@zarabu01) 2015, 10月 26
当方はさらに頻度が低く、思いっきり注目したい新商品やハッピーセットが登場した時以外は、マクドナルドを使わなくなったけれど、店員の質の安定度やシェイクの相応な美味さは、幸いなことに今でもガチ。そして指摘されている通り、なんか小手先で色々いじくりまわっている感じなんだよね。
ある意味、マクドは店舗がいっぱいあるのがメリットで、数年前から宅配も始めて「分かってるな」感もあった。その店舗を拠点として、周囲に商用圏を拡大する仕組みをすれば、地域を網羅することができる。でもそのメリットですら最近では「気が付いた」コンビニが奪いつつあるのが実情。似たようなことを色々と手がけ、店舗拡大に励んでいるからね。
いっそのことコンビニとマクドを一体化した店舗を作るってのもありなのかもしれないなあ......と思ったけれど、コンビニで買った食材を持ち込んで、マクドナルドの席にイートイン代わりに使ってしまうのが目に見えているのでダメか(汗)
マック原田やLIXIL藤森タイプの経営者って、自分の地位を脅かしそうな有能な幹部を粛清して独裁を徹底するスターリン的な統治で組織を締め上げて、短期的な結果を出そうとするから、退任後は会社がイナゴの大群に襲撃された農地の様な不毛地帯になるんだよなぁ。
— ボヴ (@cornwallcapital) 2015, 8月 13
いずれにせよ、そして以前も指摘したけれど、今のマクドナルドはかじ取りの意思決定をする人、あるいはそこに助言をしている人の質がアレ過ぎる気がしてならない。「前社長が有能なスタッフの首を根こそぎ刈り取るタイプだったので、その人が居る時には業績がアップするけど、辞めた後にはぺんぺん草も生えない」との指摘があったけど(上だ、上だ)、まさにそんな感じがする。
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