今のトレンド。半年後に見直したらどんな感想を抱くのかな......って一日数回定点観測的に記録保全する仕組みが欲しいですね。世の中の構造変化を知れる、良い資料になりそうです。 pic.twitter.com/4l1Ys69ti5
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 10月 27
上記引用画像にあるのは、ツイッターの公式サイトのサイドバーにある、現在良くツイートされているキーワードを抽出したもの。検索エンジンなどで良く見かける、今話題のキーワード的なものだね。どのような手法で抽出されているのかは分からないけれど、確かにその時点でよく見かける、話題に登っている言葉に違いは無い。
特定のキーワードが特定の期間においてどれだけネット上に存在したのかを知るのには、グーグルトレンドをはじめとしていくつかのサービス、ツールがある。けれども、ある特定期間においてどのようなキーワードが注目されたのかを、後になってライブラリ的に精査するツールは無い(昔は30日限定版的なものはあったかな)。
特定のニュースサイトのアクセス解析データを取得できれば、ある程度の把握はできる。けれどもそのサイト特有の偏りが生じてしまうので、正確さの上では首をかしげてしまう。話題に登ったキーワードと合致すればアクセス数は増えるけれど、そうでなければ少ないまま。例えば上記の例なら、アニメ系の記事が無ければ「キルミーベイベー」が話題に登ったということは、そのサイトのアクセス解析では判断できない。
瞬間瞬間のデータ取得までは不可能にしても、一日数回の頻度で良いのでトレンドを取得し続けているサービスってないかなあ。あと10年もすれば、その類のデータベースって、それこそ社会における大衆年表みたいな感じで、非常に有益な資料になると思うんだ。
ああ、確かにネット上の情報と、そうでない界隈の情報の状況に違いはある。けれど、新聞やテレビのニュース系サイトは多数存在し、独自にネット上へ情報を掲載するし、テレビや新聞、雑誌などのネタもどんどん挙げられていく。さらには現場からネット上に挙げられた情報が一次ソースとなることも増えてきた。
一度取得しそこなったデータは二度と取り戻せない。自動取得する形で、何か良いサービスはないものだろうか。
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