株価は暴落したけれど...任天堂の経営説明会の資料を斜め読みしてみる

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昨日本家サイトで3DSの販売動向を記事にした際に「本日付の経営説明会で発表されるスマートフォン向けアプリの内容次第で任天堂の歩みの今後が分かるかも」的なことを語ったら、その内容で株価がごーんと下がって、太陽にほえろのなんじゃこりゃぁぁモード。まぁ、当方は任天堂の株式を保有しているわけではないので、対岸の火事でしかないのだけど、結局この下げってスマホアプリの展開が遅れることが分かったことによる過剰反応で、あまり気にすることはないというのが率直な感想。

ちなみにヒューストンにある空港は、現在では空軍基地ではなくなっている。


で、本当にざっくばらんだけど、斜め読みしてまとめたのがこんな感じ。多メディアで包括的なユーザー管理を行うサービスを展開するってこと。どうも3DS向けのダウンロードコンテンツのビジネスが思った以上によろしいようで、だったらもう少し薄く広く取得できるサービス形態を創ろうじゃないか的な雰囲気がある。幸い任天堂には、リアルとデジタルを実用面で有機的に連動できる仕組みについては、いくつかの経験がある(3DSを案内端末にする、アレね)。

利用者を楽しまる、遊園地的な演出面、つまりネットワーク上のエンターテイナー的な切り口に関しては、正直任天堂は経験・人材不足なので、今後その面をどのようにシステム化、厚みのあるものにしていくかが気になる所。他社の真似をしてもいいんだろうけど、どうも少々違うベクトルを歩む気がする。他社がどちらかといえば焼き畑農業がメインなのに対し(一部をのぞく。アイドル育成系とかね)、任天堂はじっくりと育てていくみたいな感じ。まぁ、客層を考えれば、その方がよいのだろう。

具体的な動きは恐らく来年に入ってからになると思う。過度な期待は禁物だけど、それなりに注目はしたいところだね。

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このページは、不破雷蔵が2015年10月30日 07:20に書いた記事です。

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