「1割強はトイレの後で手を洗わないことがある」という実態

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例年冬季はノロウイルスを原因とする食中毒等が多く発生しており、11月以降に発生数の増加が見られています。今年は新しいタイプのノロウイルスが流行するとの情報もあり、例年にも増して注意が必要です。


ノロウイルスに対して家庭でできる有効な感染予防策は手洗いです。このことを踏まえ、消費者庁では、全国の消費者を対象に家庭での手洗いに関する意識・行動のアンケート調査を実施し、その結果を基に手洗いでの大切なポイントをまとめました。


毎年この時期になると一定数が発生するノロウイルス。なぜ俺が? と自覚できない、身に覚えのない人が発症する事例も少なくないため、日頃の予防が肝要。で、その予防策ってのが実のところインフルエンザ対策など既存の対策とあまり変わりは無く、二次感染の予防と手洗い。詳しくは【ノロウイルスに関するQ&A(厚労省)】などを参照のこと。

で、その手洗いが欠かせないってことで調査されたのが、今回消費者庁のものなんだけど......食事前の手洗いをしていない場合がある人が5割近く、トイレの後に手を洗わないことがある人が1割強。結構多くない?? あるいは「え、まずかったんだ」と思い当たる節がある人もいるかも。いや、確率論的にはいるはずか。


この類の公衆衛生に係わる慣習の事例調査はかなり基調で、しかも公的機関のものとなれば貴重度は超が付くレベル。覚えておいて、機会があれば是非とも精査をしたいところではある。

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このページは、不破雷蔵が2015年11月15日 08:12に書いた記事です。

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