ミクシィの四半期決算短信が11/06に出てました。説明会資料に目を通したのですが、mixi関連のデータは皆無。健全化対策やってますよ、的な1ページのみ。ゲームアプリ会社にシフトしてしまいましたね(´・ω・') https://t.co/sy7tEgkmFf
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 11月 18
かつては四半期単位で決算報告会補足資料などのデータを元に、mixiの各種利用状況を分析していた、ミクシィの四半期決算短信。少しずつ開示データが少なくなり、モンスターストライクのヒットと共にその簡略スタイルには加速がかかり、数四半期前からは実質的にmixiに係わるアクセス方面での開示データは皆無となった。
スケジューラーを再確認していたところ、ミクシィの四半期短信チェックなる文言が目に留まり、そういえばと見直してみたところ、10日以上も前に四半期短信が出ていた。まぁ、突然再開示ってことはありえないけれど、万が一ということで見てみたら、やはり万が一は1/10000ぐらいの確率なんであって、普段は起きるはずもなく。完全にゲームアプリ会社の説明資料となっており、mixiに関しては他の売上などに交じってそれっぽいのが語られている程度で、あとは1ページ「健全化対策実施中」的な宣言のみ。
今の小中学生は、ミクシィがまさかFacebook、Twitter以前に日本限定で一世風靡をしたSNSを運営している会社だと知らないだろうな。 https://t.co/6jgp99d8hV
— いとうたかひろ (@e140152) 2015, 11月 18
mixiそのものが無くなったわけじゃなく、当方も今でも時折目を通している。指摘の通り日本においては、FacebookやTwitterが本格展開する前、日本で最大のソーシャルメディアとしてmixiは君臨していた。というよりは、日本ではソーシャルメディアといえばmixiで、FacebookやTwitterはmixiがすでにあるので普及することは無いだろう的な話が主流だったほど。
まぁ、でも現実は厳しい。日本のトレンドがシフトする過程でのmixiの迷走感は、すでに本家でも何度か解説の通り。結局のところ、かじ取りで致命的なミスを繰り返し......というよりは、戦略部分で正しくは無かったんだろうな。
企業として存続しつづけるならば、どのような業態を主業として行おうと、それはそれで構わないのだけどね。
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