(社)日本PTA全国協議会>子供の社会環境に関するアンケート調査 https://t.co/5fVuHORDVv 1997年。一次データは現時点では見つからず。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 11月 14
@Fuwarin 日本PTA全国協議会 https://t.co/T7nxYIwvWJ には該当データは無し。今世紀に入ってからの調査結果一覧 https://t.co/lhsmRFa5nL はありますが。これはこれで興味深し。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 11月 14
直接の言及は避けているけれど、外務省の公的発表まで巻き込んだ、例の国連周りの「13%」なる数字の問題。一次ソースが云々ということで、それに挙げられていたのがこれだとして、先日朝日新聞の1997年11月12日付け記事「援助交際『チョー平気?』17%」なる切り抜きを目にした※。フェイクの可能性は低いし、恐らくは保全版から引っ張ってきたのだと思うのだけど、ウェブ上でそれを確証づけるようなものは無し。
ただ、その記事に書かれている、さらなる一次ソース、具体的には社団法人日本PTA全国協議会が1997年11月11日付で発表した「子供の社会環境についてのアンケート結果」に関しては、ある程度辺りがついた。記事にも結構詳細な前提や内容が書かれており、この記事の確からしさの裏付けにもなっている。
上に挙げたアーカイブの記事は、一次ソースとなるアンケート結果を元にした研究報告書のようなもので、先行する形で見かけた朝日新聞の記事よりも詳細な内容が記載されている。当時......20年近く前の中学生の行動様式を知ることができ、非常に興味深い。内閣府の世論調査の場合は大体が大人対象なので、子供の動向は分からないんだよね。
@Fuwarin 「回答者は全国の中学三年生一千七百七十八人と保護者一千七百四十三人。回収率はそれぞれ七四・一%、七二・六%」「「ブルセラ」と「援助交際」に関する経験の比率は、それぞれ全体の〇・六%ずつ。
経験者の認知経路は、第一位が「学校の友だち」だった」
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 11月 14
@Fuwarin 「携帯電話などの通信機器に関しては、ポケットベルの所有率は五・八%。携帯・PHSは四・六%。その使用料の負担はそれぞれ五八・七%、六九・五%が「保護者」だった」1997年時点の状況把握データとして貴重。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 11月 14
@Fuwarin 「深刻度を増す有害薬物についての調査では、「シンナー・トルエン等」「覚醒剤」など薬物の認知度は高いが、全体の一・七%の生徒が何らかの有害薬物を試用したことがあり、情報源としてあげられたのは「テレビのニュース」「テレビの特集」「テレビドラマ」が上位三項目を独占」
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 11月 14
で、件の13%周りの話とか、携帯電話の動向とか、薬物関連の話とか、色々となるほど感のあるもの。残念ながらPTAそのものの公式サイトでは今世紀に入ってからしかデータが収録されておらず、該当事案の調査報告書は収録されていなかった。まぁ、協議会に問い合わせれば過去の文献を見つけることはできるかもしれないけれど(ウェブキャッシュにも無し)。
ただ、同協議会の報告書も今世紀に入ってからの限りでも、色々と興味をそそられる内容のものが多数見受けられる。似たような子供達の状況を長期的に精査したものとしては、ベネッセの教育総合研究所による デマの発端とされるPTA調査。中3女子の13%は「あまり抵抗感がない」。「全く抵抗感がない」と回答した4%と合わせると17%になった。中3女子で「売春を経験した」と回答したは0.8%だった(朝日新聞1997年11月12日) pic.twitter.com/LV3Cy3MudI
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