「迷惑電話・詐欺電話」の着信、昨年と比べて「増えた」がスマートフォンで33.4％、固定電話で21.9％ https://t.co/1duh3dufFH pic.twitter.com/7DB2vnrhai
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 11月 520歳以上のスマートフォンを所有する男女（N=2,211）を対象に固定電話とスマートフォンの通話に関して利用の割合を聞いたところ、「スマートフォンのみ」が17.4％、「ほぼスマートフォン」が43.2％とスマートフォンをメインで通話する割合は60.6％となった。なお、固定電話を持っていない割合は21.3％であった。年代別でみると20～30代は固定電話を持っていない割合は3割以上にのぼった。
資料タイトルからも分かる通り今件調査のメインはスマホへの迷惑電話などの話であり、固定電話関連はオマケ的な話。でも当方にはむしろその固定電話の話の方が目に留まった。スマホは大よそ一人一台で個人との紐付け、固定電話は一家に一台で大体世帯単位での紐付けなので、単純比較は難しいし、この場合の「固定電話は持っていない」って表現は「自宅に固定電話が無い」と見て良いのかな、とちょっと疑問に思う所もあるのだけど、こんな感じの質問に「固定電話持ってないよ」的な回答ができる人が、20代では38.4％、30代では35.8％に達している。
大本がインターネット調査で、しかも対象がスマホ所有者なので、各世代の全世帯を対象としたものでないから、全世帯向けとなると少々値も違ってくるのだろうけど(ウェイトバックもかかってない)、20代から30代のスマホ保有率を考えると、40代以降はともかく20代から30代では大よそ固定電話の所有状況はこんな感じなのだろうなあ、と思ったりもする。
電話アンケートなどでも若年層に対しては、固定電話へかけるのではなく、スマホ向け、少なくとも携帯電話向けにかけた方が、より実情にあった値を示すようになるのでは? と思うのは当方だけではあるまい。
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