米共働き事情。46%は父母共フルタイム、17%は父フル・母パート、26%は父フル・母主婦、6%は母フル、父パートか主夫、2%は両親とも無職 https://t.co/JeZ1gyzWUD pic.twitter.com/D8GuqRooVk
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 11月 6
アメリカの民間調査会社Pew Research Centerが先日発表した調査結果......ではあるのだけど、今件データのうち上記のものを含めたいくつかは、同社の調査結果そのものではなく、公的なデータベースであるiPUMS-CPS(Integrated Public Use Microdata Series-CPS、米国ミネソタ
大学人口研究所のデータベース)の値を元にしたもの。
日本って共働き多いよね的な話はよく聞くけれど、実のところアメリカもさほど変わりないよなあ、というのが実情。なおこの比率は世帯内に少なくとも1人以上の18歳未満の子供がいる世帯における値なので、高齢層世帯はあまり含まれない。また同性婚も該当していない。まぁ、いわゆる平均的な子持ち世帯。
フルタイムの夫婦世帯が多いのは、やはりベビーシッターなどが普及浸透しているってのもあるのだろう。専業主婦は26%、専業主夫は6%でしかない。
経年変化を見ると、専業主婦の割合が減り、共働きが増えている......けれど、今世紀に入ってから兼業主夫が減る傾向が見えている。この辺りの動きは結構興味深い。また共働きにおける夫婦の家事ポジション等に関しては、Pewの調査としていくつかの統計値が出ているので、時間があれば日本との差異も合わせ、検証してみたいところではある。
コメントする