パクツイは動物のDNAが散らばるようすでもあり、それをたどるのは生物の系統を調べるようでもある

| コメント(0)


ツイッターのタイムライン上に挙がってきた、オタク周りのお話。結構良くできた言い回しではあるんだけど、どうもちょっと意図的感を覚えるのと、既視感があったので、例のTOPSYで確認したところ、やはりパクツイだったことが判明。マスターとなるツイートは削除済みだったけど、それへの非公式RTが昨年頭に存在していた。似たような言い回しならともかく、一言一句変わらないってのは、それこそチンパンジーが教育勅語をタイピングする位の確率。


で、そのパクツイの一次ソースや広がり具合を精査していく過程で、マスターのツイートが無くなっているって事例が多いなあ、ということに気が付いた。パクツイされやすいツイートは、それだけパクられる要素、拡散能力を有しているわけで、マスターとなったツイートは大よそ思いっきりリツイートされたりリプライを受けたことが予想される。スマホメインでお知らせアラート鳴りまくり状態となれば、その元凶を削除してしまうって可能性は結構ある。

しかしその拡散能力を持つツイートは、コピペされてパクツイされたり、非公式RTで広がり続け、あるいは今件のように時を超えて再びよみがえることもある。それゆえに、パクツイのマスター探しってのは、生物の起源や系統をたどる系譜学、生物学的な雰囲気もあるんだよね。まぁ、生物学とかならそれなりの学問体系もあるし、論理立てた結論を出せればそれだけで論文の一本や二本は書けるけど、パクツイのマスターを探したところで一文の得にもならないから、やる意味はあるのかなあ、という気はするのだけど。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2015年11月24日 06:50に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「香川県ではついに自らをうどん化して入浴する行事をはじめたようです」です。

次の記事は「軽減税率導入したら、結局高所得者の方が税負担軽減しちゃうじゃん、という話」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30