2016年3月期 第2四半期 決算説明会資料(セガサミー) パチンコ周りの資料が盛り沢山。https://t.co/Bt0uC4FySk pic.twitter.com/tAQuJCUEjR
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 11月 4
ゲーム機市場などやアーケード市場も。これは貴重。 pic.twitter.com/VqdNmygdbh
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 11月 4
元々はアーケードゲームの業界動向を示す公的資料が無いかなと探していた中で見つけたもの。公開企業の決算発表時における参考資料、今件の場合は説明会向けの補足資料として提供されている、業界界隈の各種分析資料ではあるんだけど、非常に良い素材となっている。元々セガサミーはアーケード、ゲーム機、さらにはパチンコと、多様な分野に展開している(今のセガサミーって、セガとサミーが合併したものだから、分野も広くなる)ものだから、界隈業界対象も大きなものとなり、資料も多様なものとなる次第。
しかも株主に対する説明用資料なので、原則無料で大公開、下手なものを数字化すると、「これ間違ってるやん」とツッコミが入るので、真偽性は太鼓判......というか一次ソースは大よそ公的資料なり業界団体資料。中には一般の人は閲覧しにくいレベルのものも転換されて掲載されており、大変ありがたい。まぁ実は、公開企業の説明会資料とかアニュアルレポートって、この類のがあるからたまらないのよね。
で、詳細を見れば分かるんだけど、パチンコ店は減少中で規模は拡大中。まるで本屋さんみたい。利用者は低迷、台の新作展開・販売動向も軟調に転換。問題なのは国内のオンラインゲームコンテンツ部分。まぁ、ほとんどがスマホアプリ。もちろん別途オフライン向けの市場もあり、そのグラフも形成されているんだけど(ダブる部分があるので重ねたグラフは生成できない)、規模がダイナミックなまでに違うのだよね。家庭用ゲーム機の国内ソフト出荷額が1800億円強で、スマホのゲームアプリがSNSまで合わせて7100億円強。まぁ、数倍違う、と。
無論スマホアプリも海千山千的なものがあり、必ず成功するってわけじゃないけれど、少なくとも参入ハードルは低め。パッケージソフトの市場が縮小するのも仕方ない。まぁ最近ならSteamを使うって手もあるんだろうけどさ。
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