レシピで困る本数表示、なるほどこれは難儀する

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料理を美味く作れるか否かのポイントの一つとして、レシピに書かれていることをまずは忠実に守れるか、分量を適切に判断できるかというものがある。とはいえ例えば書かれている量が結構曖昧で、書いている方からは「分かって当然の話」が、初心者からは「具体的に解説してよ」と突っ込みたくなるようなものが結構ある。

今件もその類の話に違いない。麻婆茄子の素は結構便利ではあるんだけど、茄子そのものを同梱するわけにはいかないので調理をする人は別途調達することになる。で、その茄子の量の指定で、かつては本数表記をしていたとのこと。

当方は熊本出身ではないので「そんなに違うの?」という感はあるのだけど、実のところ熊本で無くても茄子の大きさって結構曖昧で、結果として量が異なる始末。まぁ、指摘の通り、茄子は茄子でも違う種類の茄子ってことらしいけれど。でも単に茄子としか書いてなければ、自分の常識内での判断をしてしまうよね。それにしてもこのサイズのナスで3本とか4本といわれると、確かに食べきれない......。

その点グラム表示をしてくれれば、東京と熊本で量が違うってことは、少なくとも起きえない。やはり物差しってのは不特定多数が使うことを前提としたものにしておくべきなんだろうな。


茄子の影響力の大きさの前に、もうナスがままという感じの状態。まぁ、茄子以外でも結構こんな話ってあるからねえ。例えば畳のサイズは定期的に話題に登る......けど最近は統一の動きにあるようで、あまり出てこなくなった気がするな。

ともあれ、レシピの類ではしっかりと数量化するのが大切だということで。

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このページは、不破雷蔵が2015年11月10日 07:41に書いた記事です。

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