ドラクエ4のパッケージは、どうして女勇者に目線がいくのか。構図的には一番小さいはず。
理由は色、鮮やかな色をつかうと手前に見える。
予定より小さく書いてしまったときも、色で存在感を調整できる。
書籍「みんなのイラスト教室」より pic.twitter.com/MAqFFYn4Un
— アプリマーケティング研究所 (@appmarkelabo) 2015, 11月 9
先の有名企業の決算をインフォグラフィックで解説したものでも、恐らく多分に活用しているのだろうなあ、という気がするお話。言われてみれば確かにあのパッケージ、面積としては女勇者は小さいはずなのだけど、妙な印象深さがある。で、指摘をされてみれば確かにその通りで、パッケージのイラスト全体はカラーであることに違いは無いのだけど、他の構成要素ってほとんど単色あるいは同一系統色で統一されていて、女勇者のみほぼフルカラーなんだよね。何の意図があってそうしたのかまでは分からないけれど......ああ、このデザイン周りの話は古いパッケージにおけるもので、今のは別物なので、念のため。
この本すごくおもしろかった。イラスト本だけど、デザインの勉強にもなる。
「なぜこの絵はキレイに見えるんだろう?」「なぜこの絵はプロっぽく見えないんだろう?」をひとつひとつ事例を見せながら、解説してくれるのが良かった。
構図、配色やコントラストの使い方など。
— アプリマーケティング研究所 (@appmarkelabo) 2015, 11月 9
中村佑介 みんなのイラスト教室 https://t.co/WsZnQT4w9d pic.twitter.com/jlCQ8eJWjv
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 11月 9
当方は自他共に認識できる通り、自分で絵などを創る技術はからっきし無いけれど、絵を描く技法......というか、表現方法に対する好奇心は相応に持っている。先日の黒沢監督の映画における表現方法の解説も、ゾクゾクさせられちゃう。
「中村佑介 みんなのイラスト教室」も機会があればチェックを入れてみたいな。読んだ上で色々な作品を見直すと、新たな発見があるかもしれない。
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