自宅の本をバラしてスキャンする「自炊」。最近あまり聞かなくなったのは気のせいでしょうか。Googleトレンドで見ると「自炊」の検索件数は微減。面倒な自炊をする人が減ったのか、それとも「自分でスキャン」と普通に言うようになっただけか。 pic.twitter.com/8rS1mB6Rgx
— 飯間浩明 (@IIMA_Hiroaki) 2015, 11月 12
ご飯などを自前で炊いて作る本来の意味よりも、自分の紙媒体としての本を(大抵はページ単位にばらした上で)スキャナで取り込んでデータ化し、スペースを節約する行為を意味する「自炊」。調べてみると「自ら吸い込む」が由来だったようだけど、当方は自分でスキャニングってところからなまって出来たものかと思っていた。
で、この行程はかなりめんどいので、一時期自炊代行業も流行ったのだけど、その法的解釈の面で色々とドタバタがあり、今では自分自身の自炊がメイン。そのせいもあり、検索される回数も漸減とのこと。
まぁ、トレンドとして低迷しつつあるのは、ニュースとして登る事案が少なくなったからではないかな、と思うのだけど。ネット上の話と世間一般の話は別、との意見もあるかもしれないけれど、新聞なり雑誌に載った話は多分にネット上にもニュースなどで転載され、それが検索対象となるので、昔ほど実情と剥離しているってことは無くなっていると思う。そもそもネットの利用性向を考えれば、ね。
私は自宅の本の「自炊」をけっこう頑張ってやっています。以前自室に平積みになっていた書籍はほぼなくなりました。部屋の狭い方にお勧めです。私の夢は、自宅の本をほとんど電子化して、どの本にどの記述があるか、たちどころに分かるようにすること。こんなことが「夢」である人は少数派でしょうか。
— 飯間浩明 (@IIMA_Hiroaki) 2015, 11月 12
当方もこれは夢の一つ。一時期古い本をある程度まとめて捨ててしまったことに思いっきり後悔してから、その思いはさらに強くなる。色々と状況が回復したら環境を整えて、少しずつデータ化していきたいなという野望はある。歴史的価値のある資料も結構埋もれていそうな気がするんだな、多分。
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