ネタ判子ってセンスが良く出るよねえ、的な後日談

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先日の【「がんばってどうにかなるもんだいではありません」なるゴム印は実在する】の話の後日談的なもの。「今ではカスタマイズのサービスがあるんだから、デザインさえ作れば実在するも何も」というツッコミもいただいたけれど、それはもう本文に書いてあるし、そもそもこの類のはアイディアを想起した上である程度量産・展開できたか否かが問題なんだけどなあ、とある方向へのため息を漏らしながら。

ツッコミ的な話としてこんな話もあった。以前「提供メガネ」などでチェックを入れたかな? なげんれい工房さんのところの商品。おお、類似コンセプトでこんなものがあったんだ。論文に用いる付せん話と似ていて、内情的な心境をばっちりと体現させるという観点では、非常に有益なツールとなる。

で、この判子の製作初年は2003年だから10年以上も前。でもまったく問題なく現在でも通用できる。この類のアイディア商品の特徴は、絵本と同じで、時節を絡めなければ寿命が長い点にあるんだよなあ、と。そして現在ならこのデザインを、そのままLINEのスタンプとしても使うことはできそう。アレだね、先日【あの非常口っぽいキャラが大集合な「ヒューマンピクトグラム2.0」が面白い】で紹介した「ヒューマンピクトグラム2.0」と方向性は似ている。


他方、こんな指摘も......あー。あくまでもジョークアイテムとしてのもので、対象も分別をすでに持つ人ってのが前提なんだけど、そこまで考えが至らない人もいないとは断言できないのが悲しいところではある。もし実際に使われて、それが問題視される事案があったとしても、「そこまで深刻なことになるとは思わなかった」「面白がってくれると思ってやった」的な反応が返ってくるところまで脳内再生モード。

世の中ちょっと難しい。

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このページは、不破雷蔵が2015年11月17日 06:20に書いた記事です。

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