ツイッターとフェイスブック、ビジネスとして使うのなら......という話

| コメント(0)


ツイッターが元々チャット的な物、フェイスブックがビジネス仕様的なものとして日本に紹介されたこともあり、ビジネスやるならフェイスブック、おちゃらけや遊びならツイッター的なイメージは強い。最近ではゆる系的なキャラ設定による公式アカウントの挙動を中心に、また官公庁による情報発信などもあり、ツイッターもビジネスとの相性は悪くないことが周知されるようになったけど、やはりフェイスブックのファンページ(今ではフェイスブックページというのか)によるビジネス展開が優先される傾向にある。

結局、これまでブログやウェブサイトで「ネット上の情報発信」をしている人には、フェイブックページの方が仕切りやすいってのがあるよね。また、そちら系のコンサルも往々にして、一度投げて放置できるブログスタイル系のアドバイスができるフェイスブックを薦めやすいってのもある。


一方で指摘の通り、フェイスブックは実名や実社会上のあれこれとのリンクが強いので、うかつな挙動がしにくいってのも事実。その点ではツイッターはゆるやかなつながりなので、そのような心配もなく、気軽に利用客がアプローチできる。

確かにフェイスブックよりツイッターの方が、手間をかける時間・労力は桁違いに多いので、面倒くさい事に違いは無い。ただ、特に趣味系、マニア系など、世間一般には距離を置かれるとイメージされてしまう類のジャンルでは、ツイッターによる情報発信は意外以上に効果がある。

以前ツイッターとフェイスブックの違いに触れた記憶もあるのだけど、フェイスブックってかつてのmixiに近い雰囲気があるんだよね。会員制の社交クラブというかレストランみたいな感じ。名札をつけて入店して上品にお食事。そんな店が軒を連ねている。一方でツイッターは半バイキング制の大衆食堂。半ば公開している学生食堂でもいい。

趣味系のビジネスでネットへのアプローチを考えるのなら、フェイスブックページも併設した方がよいだろうけれど、ツイッターも、できれば複数(公式・お堅めのお知らせ的情報発信用と、お気軽なコミュニケート系情報発信アカウント)用意する事をお勧めしたい。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2015年11月23日 08:16に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「日本人に料理を紹介すると何でもお米がミックスされる話」です。

次の記事は「オタクな人が趣味を隠すのは...という一つの見方」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30