和風メニュー提供な緑の「デニーズ」が登場

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今、地方圏は、大都市圏に比べて高齢化が進んでいます。そこで、デニーズでは、シニアのお客様はもちろん、お子様やお孫さんまで含めた「三世代が一緒にくつろげる空間」をコンセプトに、内容やメニューを一新しました。


また、デニーズ全店舗で掲げているお馴染の黄色い看板を温かみのある"緑色"に改め、看板の「Denny's(デニーズ)」表記を毛筆書体の片仮名にすることで、"和"テイストを表現しました。日常の延長線上にあるような気軽なお食事から、お祝い事など特別な日のお食事まで幅広くご利用いただけます。

「デニーズ佐野店」では、ご注文をいただいてから揚げる天ぷらがのった"天丼"と、風味豊かな"二八蕎麦"のセットメニューをはじめ、"鮪たたき丼"と、なめらかな喉越しの"ひもかわうどん"、"天かご"や"あんみつ"がセットのご膳メニューや、彩りよく美味しいものを少しずつ詰合せたお弁当、オムライスなどの洋食メニュー、デニーズお馴染みのパンケーキやサンデー、和の甘味やフレンチトーストなどデザートも取り揃えます。


該当ツイートへのレスポンスでも指摘されていたのだけど、このお店の周辺は相応の客入りはあるのだけど客層の高齢化が顕著なので、リリースで指摘されている「地方圏の高齢化」への対応の試験ケースとしてはうってつけなのだそうな。詳細リリースには色々とメニューが記載されているけれど、もうなんというのかな、デニーズというよりはツイート上で冗談交じりに書いた「でにぃず」的なイメージが濃厚。

当方の知っている外食店で、似たようなコンセプトとしては華屋与兵衛がある。あれに近い、普通のデニーズよりは落ち着いた雰囲気で、メニューも和風のものが多く、しかも健康志向に傾注しているので、OLなどの客層も見込めそう。

以前冗談交じりで「マクドナルドも一部を『まくどなるど』として和風メニュー中心の新機軸店舗を」云々と書いたことがある。デニーズのこの動きを観ていると、あながち冗談でもなくなってきた気がするなあ、という感はある。ハッピーセットも「はっぴぃせっと」みたいな感じにして、ミニチュアの盆栽とか根付とかにしちゃうと面白いかもな。

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このページは、不破雷蔵が2015年11月25日 06:26に書いた記事です。

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