レールなめるシカ、目的が判明...衝突防止に利用 : 読売新聞
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— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 11月 24
2015/10/09 シカ対策システム『ユクリッド』の販売開始について https://t.co/vmxEJOvOcQ pic.twitter.com/VARmIXgnlI
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当社の長年の研究成果により導き出された、侵入抑止柵"ユカエル" と誘鹿材"ユクル" をそれぞれの被害対策地域に適した配置を行うことで、シカによるトラブルを包括的に解決します。
アイヌ語でシカを意味する"ユク(=YUK)"をシリーズ共通で採用しており、全体を統括する"ユクリッド"は、シカとヒトとの区切りをつくるという意味を込めて"ユク(=YUK)+ グリッド(=GRID)= ユクリッド(YUKRID)" と名付けました。
何だか幾何学の体系の一つ「ユークリッド幾何学」が思い起こされるのだけど、それとはまったく別の話。リリースの日付から分かる通り、公式発表が行われたのは一か月ほど前なんだけど、新聞報道がなされたこともあり、あらためて紹介&覚え書き。
シカが鉄道路線に入り込む、入り込んだ後、金網部分がGホイホイみたいな感じになっていて出ることが出来なくなってしまう的なトラップとなり、列車にはねられてしまう的なトラブルがあり、その原因を探っていたところ「金網の構造に問題」「シカはレールの鉄分を求めてやってくる」事が分かったので、「金網を入りにくく、出やすいようにする」「鉄分を取得できるエサみたいなものを配して鉄道に入り込まないようにする」といったシステムを創り上げたとのこと。鉄道系漫画の「てつぼん」では、ライオンの香りを鉄道路線周辺にばら撒いて対処したけれど、今件の方がスマート。恐らくは漫画のネタにもなるんじゃないかな。
地道な検証と柔軟な発想、考えを体現化できるだけの懐の大きさが無いと完成しなかったであろう今システム。大いに広まるといいんだけどね。
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