須磨海浜水族園と協力してカメによる列車輸送障害を防ぐ技術を開発しました(JR西) https://t.co/kYx1nOrAgk 「ポイントにたどり着く前に、U字溝を埋めて、カメをそこに落下させて安全に確保する方法を提案」 pic.twitter.com/eUhiGH1f4Q
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 11月 24
カメが線路のポイントに トラブル回避にU字溝 https://t.co/CNGhZg7nHN @YouTubeさんから
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須磨海浜水族園は、ポイントにたどり着く前に、U字溝を埋めて、カメをそこに落下させて安全に確保する方法を提案しました。実際に今年4月にカメ救出装置を設置したところ、4月から8月の間に10匹のカメが助けられたため、おそらく10回の事象が避けられたと考えられます。
活動期に踏み切りを渡ろうとするカメ。時々線路のすき間に挟まってレールの横に落ちると、はい登ることができずに、あとはレールに沿って走るしかなくなる。するとそばのポイントにたどりついて、可動部分に挟まってしまい、ポイントが切り替わると......的な悲劇&ポイントトラブルが発生する。鉄道側もカメ側も不幸な話。
そこで踏切のそばにU字溝を埋めて、踏切からレール横にカメが落ちても、ポイントにたどり着く前にその溝に落ちるような仕組み「カメ救出装置」を制作。そのまま放置していると当然干からびることになるので、逐次鉄道関係者がチェックをして救出(どのみち保線は行うからそのついでなのだろう)。結果として今年の4月から8月までに10匹のカメが救出されたとの話。この装置が無ければこのうち何匹かがポイントにはさまれ......となったかもしれない。
ちょっとした工夫ではあるけれど、鉄道運用上の実害も防げリスクも軽減できる。もちろんカメの保護にも役立つ。先のユクリッド同様、良い話には違いない。
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