〔元旦発売〕セブン‐イレブン限定の週刊誌特別号を新発売! https://t.co/OX42EFUblt pic.twitter.com/s8myuStSb0
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2015, 12月 21
このたびの取り組みは、出版取次大手のトーハン様にご協力いただくと共に、文藝春秋様と講談社様、小学館様にご賛同いただくことで実現いたしました。元旦休配という出版業界の慣習を払拭し、元旦に特別号を読みたいというお客様ニーズに応える取り組みを各社と連携し、今後も拡大してまいります。
前年は【日本の出版業界初の試み・セブン-イレブンで「週刊文春」の特別版を元旦発売】にもある通り週刊文春の特別号、タンマ君スペシャル冊子的なものを出して話題を呼んだ、セブン-イレブンでのみ発売の、元旦特別号。今回は文春が女性向け、それ以外にも週刊現代と週刊ポストが加わって、合計三誌にて展開。
個人的には先日某デパートが元旦などをお休みにして従業員を休ませたい云々って話があった時「その通り」と思った口なので、元旦にあえて新しい号を出して仕事を増やすってのはどうなのかなあ、とやや首を傾げるところがある。「元旦休配という出版業界の慣習を払拭し、元旦に特別号を読みたいというお客様ニーズに応える取り組み」ってのも、頑張ってるなあと思わせる一方で、今のコンビニの現場とか出版社の現状を考えると、ぐぬぬ。
まぁ、コンビニも売り上げを底上げするネタなら何でもっていうところもあるし、出版社側も機会があればオーバーワークの一つや二つ位はどうってことない、との認識なのかもしれない。各誌の体裁もどちらかといえば新聞の元旦版でよく見られる、別途用意された分厚い元旦版みたいなものだし。
問題は今件が好評な形で落ち着くと、ますます参加誌が増えて、このスタイルが定番化しちゃうことなんだよねえ。むしろ時代に逆行しているような気がするのだけどな。
コメントする