今度は三誌に増えました・セブン-イレブンで元旦限定特別週刊誌が発売

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株式会社セブン‐イレブン・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長〈COO〉:井阪 隆一)は、2016年もトーハン様にご協力をいただき、セブン‐イレブン店舗への元旦配送を行います。来年は、今年大変ご好評いただいた文藝春秋様に加え、新たに講談社様、小学館様より、元旦発売のセブン‐イレブン限定特別号を全国のセブン‐イレブン店舗(11 月末現在18,242 店舗)において発売いたします。


このたびの取り組みは、出版取次大手のトーハン様にご協力いただくと共に、文藝春秋様と講談社様、小学館様にご賛同いただくことで実現いたしました。元旦休配という出版業界の慣習を払拭し、元旦に特別号を読みたいというお客様ニーズに応える取り組みを各社と連携し、今後も拡大してまいります。


前年は【日本の出版業界初の試み・セブン-イレブンで「週刊文春」の特別版を元旦発売】にもある通り週刊文春の特別号、タンマ君スペシャル冊子的なものを出して話題を呼んだ、セブン-イレブンでのみ発売の、元旦特別号。今回は文春が女性向け、それ以外にも週刊現代と週刊ポストが加わって、合計三誌にて展開。

個人的には先日某デパートが元旦などをお休みにして従業員を休ませたい云々って話があった時「その通り」と思った口なので、元旦にあえて新しい号を出して仕事を増やすってのはどうなのかなあ、とやや首を傾げるところがある。「元旦休配という出版業界の慣習を払拭し、元旦に特別号を読みたいというお客様ニーズに応える取り組み」ってのも、頑張ってるなあと思わせる一方で、今のコンビニの現場とか出版社の現状を考えると、ぐぬぬ。

まぁ、コンビニも売り上げを底上げするネタなら何でもっていうところもあるし、出版社側も機会があればオーバーワークの一つや二つ位はどうってことない、との認識なのかもしれない。各誌の体裁もどちらかといえば新聞の元旦版でよく見られる、別途用意された分厚い元旦版みたいなものだし。

問題は今件が好評な形で落ち着くと、ますます参加誌が増えて、このスタイルが定番化しちゃうことなんだよねえ。むしろ時代に逆行しているような気がするのだけどな。

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このページは、不破雷蔵が2015年12月22日 06:28に書いた記事です。

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